第三十四話「クソ暇状態」 ページ39
(盗賊が剣を抜いた)
盗賊「行くぞォォォ!」
桂「仮免の盗賊は斬れん…どうすれば!」
(そのまましのぎを削りあってる盗賊とヅラ)
教官「何ボーッとしてんの、右手首どうすんの右手首!右手を?持ち替えて!逆手に持ち替えて…そう!で6時の位置まで持ってくの…おお、いいねいいねいいね!そうそうそんな感じ、やれば出来るじゃないか!」
ハサミ「ねぇ、あの人うるさくない?」
第三人格「うん、はっきり言って超絶うるさい」
教官「次左手、ほら持ち替えて!そう…それで回転させんの!何やって…ちょっ、ごめんねお兄さん。…それだと回んないでしょ、いっぺんやってみる?ほら回してほら…どうなってんのこれ。肘んとこピキーンってなってて痛いでしょ?どうすればいいのかわかる?これ」
盗賊「頑張ってんですよ僕だって!」
教官「頑張ってるもへったくれもないでしょ、何泣いてんの?…一旦落ち着こうか、ねえ」
盗賊「僕だって一生懸命…一生懸命やってるのに…そうやって言われたらわかんないじゃないですか」
教官「いやあのね、皆だって一生懸命やってんの。ごめんねお兄さん、もっかい合わせてくれる?」
(合わせるヅラ)
A「ヅラァ…こういうのは無視するもんよ?普通…」
ハサミ「ねー、これ終わるまで待たなきゃダメ?」
猗窩座「小太郎が怒ると地味に面倒だ、この状況で斬り捨てるのはやめておけ」
サボ「できればスルーして先を急ぎたいな…」
教官「何やってんだお前、教習所戻るか!?」
漸「いや教習所何処だし」
マスハン「小太郎…もう早く斬っちゃってよ」
桂「ダメだ、彼の心も傷つけてしまう」
銀時「馬鹿野郎お前、気ぃ使う必要ねェんだよそもそも」
漸「もういいちょっと蹴ってくるわ」
教官「はい、目視!目視目視目視!後ろ目視!いいね今の目視、全く隙がない!そういう事なのよ出来んじゃんちゃんと!今ちょっと後ろからゲシゲシ蹴られてるけど、実践ではそういう事ないから」
第二人格/金時「「あるわ!」」
第三人格「ぶっちゃけうちの弟の蹴りは本気出したら殺人級だからね?うん」
教官「はい、回転!剣を左右すんの、剣を!」
辰馬「…今わしすっごい暇なんじゃけど」
猗窩座「安心しろ辰馬、もれなく俺達も暇だ」
ブラック「…仕方ありませんね。"一時停止"」
▽盗賊と教官の動きが止まった!
ブラック「一応この技には制限時間があります、急ぎましょう!」
第三十五話「職業柄上キレ気味なサボ」→←第三十三話「謎の教習に巻き込まれる一行」
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ベルン(←ヴィタ) - メンタルがひどく抉れちゃうよ!! (2021年8月20日 21時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
ベルン(←ヴィタ) - まぁ、大丈夫っしょ。さん» 面白い顔……流石ですね。あの2人の大王見てて恐怖感じますもんね!もじゃもじゃ頭の般若も見てていつも通り吹き出し親に白い目でみられました! (2021年8月18日 10時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ベルン(←ヴィタ)さん» あまみんさん宅霊夢&妖夢の例えとそれに対する「どっちにしろ恐怖の大王」のくだりが我ながら渾身の出来だったり。あと弟君の「もじゃもじゃ頭の般若」発言も書いてて好きでした。 (2021年8月18日 0時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ベルン(←ヴィタ)さん» ハサミ:えー、だって超絶面白い顔してたんだもん。 (2021年8月18日 0時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ベルン(←ヴィタ) - 重症同士の会話が思ったよりも早く来ましたね〜そんな中ハイテンションで話すハサミ君凄いなぁ…。ビビリなマスハン好きです! (2021年8月17日 23時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2021年7月25日 18時