【銀魂×その他諸々】異界の最強女神と勇者ギントキと悪霊の鍵【勇者ヨシヒコパロ】Part1

第二十二話「女性がいない事でここまで違和感が出ます」 ページ27

ブラック「盗賊の皆さんは食料目当てで襲ってきてますが、その食料もなくなりそうですね」

土井先生「道中で魔物を倒しまくったからお金も貯まってきているし、そろそろ村で少しいいものを食べたりしたいですね」

猗窩座「…なんだろうな、ちょうどよくこの近くに村があるような気がする」

A「猗窩座がそう言うって事はマジにあるって事なんでしょうね…」

無惨「何故そう言いきれる」

第二人格「あれ、言ってなかったっけ？猗窩座最近、持ち前の"白金の理解力"を活かして"金剛石の察知能力"ってのを手に入れたのよ」

金時「金剛石の察知能力！？」

第三人格「うん、今の状況からこれから何が起こるのかとか相手が何を企んでいるのかとかそういうのを察する能力。的中率マジで高いよ、九割いってるもん」

ブラック「あ、村ありましたよ」

金時「マジかよオイ！」

ブラック「では、オレちゃんがあそこがどんな村なのか調べてみましょう」

A「でも変ね…なんかわかんないけど嫌な予感がするわ」

猗窩座「Aがそういうのなら何かあるのだろうな、あの村には」

無惨「何故そう言いきれる」

猗窩座「無惨…知らないのか？Aの勘は良くも悪くも当たりやすいんだ、Aが"嫌な予感がする"とか"嫌な予感しかしない"とか言い出した時は大抵何かロクでもない事が起こったりするぞ」

金時「お前らが最強の主従コンビなわけだわ」

〜神様移動中〜

〜村にて〜

マスハン「すみません、お米をください」

店の男1「はい、まいど！」

土井先生「すみません、お塩ありますか？」

店の男2「あいよ！」

高杉「この村は変わってんなァ、俺達がこれまでに見てきた村じゃ市場で店番してんのは大体女だったが」

猗窩座「確かに…俺達が見る限り、この村には女が一人もいないな」

桂「家の方で家事や炊事をこなしているに違いない」

第二人格「すみません、この村に入ってから女性の方を見かけないんですが何をしてらっしゃるんですか？」

店の男1「あぁ…村の行事で皆出てんだ」(震え声)

漸「うん、絶対違うぞこれ」

〜神様移動中〜

〜宿屋にて〜

仲居「それでは、何かありましたら気軽にお声かけください」

ハサミ「はーい」

辰馬「…宿屋の仲居さんが男なのはさすがにおかしいのう」

第三人格「さっき見てきたけど、女湯にも誰もいなかったわよ。盛大なる貸切状態」

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