【銀魂×その他諸々】異界の最強女神と勇者ギントキと魔王の城【勇者ヨシヒコパロ】Part1

第十二話「残業は強要するもんじゃない、これ常識」 ページ15

A「いやいやいや、ずっと鋏の柄の方で殴り倒そうとしてんだから当たり前じゃん！」

ハサミ「やっぱり舐めプは危険だった…あと、いざ戦ってみてわかったんだけどあいつら殺しの達人だよ」

盗賊1「悪かったなー、俺達も腹が減ってるもんで」

高杉「行くぞハサミ、俺とテメェで瞬殺だ」

第二人格「ちょ、気をつけてよ！？いくら舐めプしてたとはいえハサミが苦戦するレベルの相手だからね！？」

盗賊1「…かかれ」

マスハン「…あっ、五時だ。東京アクティブNEETsのYouTubeライブ始まってる」

ﾁｬｷﾝｯ(盗賊2〜5が剣をしまった)

金時「…ん？どした？」

盗賊2「五時なので。おつかれっした」

盗賊3「おつかれっした」

盗賊1「いやいやいや待って待って、何何何？その"おつかれっした"ってのは」

盗賊4「ですから、一応これ九時〜五時って事なので」

盗賊1「確かに契約上はね。でもさでもさ、こういう状況だから、うん。残業していこうよ」

盗賊5「基本僕ら残業なし派閥なので…」

盗賊1「んなもんで派閥作るなよ…いやいやいやいやいや、もうすぐ終わるじゃん！」

土井先生「あーっと…なんかもめてるみたいですけど大丈夫ですか？」

盗賊1「大丈夫なので静かにしててもらえますか」

マスハン「あっはい、すみません」

盗賊4「あのー、次のバイトがあるんで帰らせてもらっていいですか？」

盗賊1「いやいやなんでバイト掛け持ちしてんの？」

盗賊2「俺らこれからダチと飲みに行くんで」

盗賊1「飲み会ならさ、ちょっと遅れてもいいじゃん」

盗賊3「ダメっすよ、飲み会はむしろダメっすよ！」

盗賊1「…えぇー…お前は？」

盗賊5「僕は…野暮用です」

盗賊1「野暮用だったらさ、少し残ってもいいんじゃない？」

盗賊5「いや、めちゃくちゃ大切な野暮用なんで…」

盗賊1「なんだろう、大切な野暮用ってなんだろう」

第三人格「あの…ホントに大丈夫ですか？」

盗賊1「大丈夫です！」

ハサミ「えー、でもなんかグダグダだけど？全然収拾がつきそうにないけど」

盗賊1「大丈夫だっつってんだろ！」

盗賊3「それに、もしやったとしても社員にしてくれるわけじゃないんですよね？」

盗賊1「あのさ…それは僕が判断する事じゃないよね？」

盗賊4「いやマジで！次ヤバいんで！帰るっすわ。おつかれっした」

(盗賊2〜5が帰っていく)

盗賊1「ちょっ…嘘でしょ？ねぇ」

第十三話「レベル一桁でラスボスに挑むとか頭おかしいからね」→←第十一話「このメンバーに人間なんぞいません」

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