最強雨柱は優しい

2話 ページ3

あぁ…柱の皆さんが揃っていらっしゃる…緊張…

っでも、いつも通りの私でいようっ！



産「おはよう皆、今日はとてもいい天気だね。顔ぶれが変わらずに半年に1度の柱合会議を迎えられたこと、嬉しく思うよ。」

実「お館様に置かれましても御創建で何よりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます。」

産「ありがとう、実弥。今日はね、紹介したい子がいるんだよ。おいで、A」




うわぁー…緊張するなぁ…

皆さんと仲良く出来ればいいのだけど…



『本日より、柱に任命されました、時雨Aです！』

産「Aは13だが、とても強いんだよ。仲良くしてあげてね。」

実「俺は反対です。こんなガキに何が出来るのですか!?」

杏「俺も反対です！このような幼い子になにができますか！」

宇「俺も派手に反対します！」




分かってはいたけど…ここまで否定されると傷つくなぁ…

んー…でも弱いのは事実なのでしょうし…

お館様…どうしたらよろしいのでしょう…？



産「確かにAは幼い、けれど強いのも確かだ」

柱全員「…ならばっ！」

産「そこで提案なのだけど、皆手合わせしてみてはどうかな？」

伊「では、俺達が納得いかない場合は柱からおろしてください」

産「うん、それでいいよ。いいね？A」

『ぎょ、御意！』



え、うそ、柱全員と…え…？

無理無理無理無理無理…ぜぇっっったいに無理！！！！！！！！

ただでさえ私弱いのに…お館様ぁ…(泣)



産「では、それで行こう。今回は…」

産「以上で柱合会議を終わるよ」

柱全員「御意」



私、これからどうなるのかなぁ…

柱の相手なんて…死んじゃいますよぉ…

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