番外編9 〜海〜 完 ページ20
監督「みなさ〜ん！そろそろ宿舎に帰りますよ〜！」
監督の言葉に、私は時間を確認する。
時計はすでに午後５時をさしていて、陽が落ちる時間帯だった。
『もうそんな時間だったんだ……』
明日人「楽しい時間ってあっという間だよな！」
少し残念そうに言う明日人だったが、表情は満足そうだった。
野坂「そうだね。さあ、戻ろうか」
明日人「ああ！」
みんなは帰り支度を始め、私も自分の荷物が置いてあるところに向かう。
向かおうとすると「Aさん」と呼ばれ、振り返る。
『どうしたの？光くん』
私が聞くと、光くんはこちらに歩みよってきて言った。
光「海、楽しかったですね」
『うん！またみんなで行きたいね！』
私の言葉に、光くんは頷いた。
光「俺も……このみんなで、行きたいです」
『うん……私も』
海の向こうに沈んでいく夕陽を眺めながら、私と光くんは話す。
光「このFFIが終われば……俺たちはまた、バラバラになるのかもしれません」
少し切なそうな色を瞳にうつし、光くんは寂しそうに言う。
『大丈夫だよ』
光「え？」
私の言葉に、光くんはこちらに視線を向ける。
私は夕陽を眺めながら続ける。
『例えバラバラになったとしても、一度関わった人ってことには変わらない。きっと大丈夫』
そこまで言って、私は光くんに向きなおる。
『離れたって、私達はずっと一緒だよ。光くん』
光「Aさん……」
"またみんなで、一緒に来よう"
そう言えば、光くんは笑顔で頷いた。
野坂「Aちゃん、一星くん」
光「あ、野坂さん」
野坂くんが私と光くんの肩に、ぽん。と手を乗せる。
野坂「そろそろ出発するから、自分の荷物の用意しなよ」
『うん』
光「わかりました」
みんなはすでに着替え終えていて、「楽しかったね」「また来ような」などのおしゃべりをしていた。
『よし、早く着替えちゃおう。光くん』
光「そうですね、行きましょうか」
身支度を整えると、私と光くんは更衣室に向かった。
光「あ、俺こっちなので、後で会いましょう。Aさん」
『うん、後でね』
男女で別れているため(当たり前)、私達は一旦別れて着替えに行った。
着替えを終えて外に出ると、光くんが待ってくれていた。
『ごめん、光くん。待っててくれたんだ……』
光「大丈夫ですよ、俺が待ちたかっただけですから」
そう言って、お互いに笑い合った。
『また来ようね、光くん』
光「もちろんです」
そう言った私達を、夕陽が照らしていた。
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姫川ふぶき - 円堂死なないで(泣）青鬼ゲームをだんだん見たら円堂が青鬼に手で死んだので悲しかったです！円堂が死んだなんて嘘だよね？何で円堂を死なないといけないのねぇ教えてお願い！ずっと夜まで朝で泣いていましたけど、泣いたら駄目だと思っていました！けど結局泣きました (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 青鬼ゲームや君は私の一等星が更新されないのは悲しいけど、体調の方が大事ですからね！！早く治してください！お大事に！ (2019年10月29日 21時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
りん - 風邪しっかり治してくださいね！ (2019年10月29日 18時) (レス) id: 8b75577298 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - みなさん» ですよね……！( ≧∀≦)ノ (2019年10月16日 21時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - あぁ･･･光くんかわいい← (2019年10月16日 19時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
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