番外編8 〜海〜 ページ19
円堂「おーい！A！一星〜！」
ふいに円堂さんの声がして、私達は振り向いた。
円堂「こっちに来いよ〜！バレーやるぞ！」
サッカーだけでなく、バレーまで……
こんなところまで来てボールから離れない円堂さんに、私は思わず苦笑した。
『行こっか、光くん』
光「はい！」
私達は海から上がり、みんながいる砂浜に向かった。
野坂「バレーのチームだけど、こうなったよ」
勝手に決めていたらしく、野坂くんが紙を見せて言った。
野坂「二人も確認しなよ」
野坂くんに言われ、私と光くんは差し出された紙を見る。
『えーと……あ、おんなじチームだよ！光くん！』
私の言葉を聞いて、光くんはパアッと目を輝かせた。
光「が、頑張りましょうね！Aさん！」
『うん！』
私達は顔を見合わせて笑い合い、みんなのところに行ってスタンバイした。
円堂「いくぞ！」
円堂さんがそう言って、早速強烈なアタックで攻撃してくる。
明日人「うわっ、とと！」
そのボールを、明日人が慌てて打ち返した。
灰崎「点はやらねぇ！くらいやがれ！」
明日人が打ち返したボールを、灰崎くんも負けじと打ち返してきた。
野坂「僕らも負けないよ」
それを見た野坂くんが、余裕そうな表情を浮かべて打ち返した。
ヒロト「そんなボールでこのゴッドストr「はやくやれよ！」うるせぇよ！」
ヒロトくんがなにか言いかけるも、灰崎くんがそれを遮った。
なんだかんだ言いながら、ヒロトくんはボールをこちらに打ち返す。
光「Aさん！ボールいきましたよ！」
『え？あ、うわぁ！』
光くんに言われて、私は慌ててボールを打ち返した。
が、違うところに飛んでいってしまう。
『あ！ごめん！』
光「大丈夫です、任せてください！」
瞬時に光くんが動き、ボールを相手側に飛ばす。
坂野上「うわっ！」
ボールは坂野上くんの方に飛んでいき、不意をつかれた坂野上くんはボールを打ち返せなかった。
『やったね！光くん！』
野坂「ナイスだったよ、一星くん」
光「い、いえ……Aさんが打ったボールですから……」
光くんはそう言って、私の方を見る。
『でも、最終的には光くんが打ったでしょ？だから、光くんが点を入れたんだよ』
明日人「Aと一星が入れたってことでいいじゃん！」
明日人の言葉に、野坂くんが頷いた。
野坂「二人で入れた点だから、ナイスプレイ、だね」
人差し指をたてて言った野坂くんに、私と光くんは笑って頷いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
姫川ふぶき - 円堂死なないで(泣）青鬼ゲームをだんだん見たら円堂が青鬼に手で死んだので悲しかったです！円堂が死んだなんて嘘だよね？何で円堂を死なないといけないのねぇ教えてお願い！ずっと夜まで朝で泣いていましたけど、泣いたら駄目だと思っていました！けど結局泣きました (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 青鬼ゲームや君は私の一等星が更新されないのは悲しいけど、体調の方が大事ですからね！！早く治してください！お大事に！ (2019年10月29日 21時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
りん - 風邪しっかり治してくださいね！ (2019年10月29日 18時) (レス) id: 8b75577298 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - みなさん» ですよね……！( ≧∀≦)ノ (2019年10月16日 21時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - あぁ･･･光くんかわいい← (2019年10月16日 19時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
