死神少女は、変装しています。 (ページ20)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:5,071 hit

十九話ページ20

ディアンヌside

ヘル「なーんだ生きてたの＜嫉妬の罪(サーペント・シン)＞のディアンヌ...」
「！...団長、A...」

ヘル「あーもしもし？感動の再開のとこ悪いケド、俺っちと取引といきませんかね？」

「お前かお前がやったのかお前が二人をやったのか！！！」

”大地の怒号(マザー・カタロストロフィ)”

「.......」
メリ「ん...おっす..ディアンヌ」
「団長っ！」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
メリ「いたいいたい」

Aside

『ん...』

ディ「あ！Aが目を覚ましたみたい！」
『ディアンヌ...？』
エリ「A様！お体は大丈夫ですか...？」
『ん、結構回復したよ、怪我は酷いけど』
エリ「そ、その...私、A様との約束、守れませんでした....」
『約束？あー、あれね、剣奪われちゃったか』
エリ「ごめんなさい...私のせいで....」
『んーん大丈夫、エリザベスが無事ならそれでいいよ』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
エリ「っ！A様〜！！(泣)」
『あちゃ、泣かせちゃった』

『グリアモール達は？』
エリ「リオネスへ帰るみたいです」
『...そっか』

ｶﾞﾁｬ
『......ふぅ』
夜空はきれいだなぁ...
『新世代の聖騎士か...嫌な予感がする、ヘンドリクセンは何を考えてるの？本当に魔神族を復活させるつもりなら、またあんなことに、これ以上大切な人を失うのはやだよ...』

「こんな時間に外で何してんだ？」
『っ！...メリオダス』
メリ「もう怪我は平気なのか？」
『うん、怪我はもうなんともないよ』
メリ「そっか、よかったそれで、何悩んでんだ...？」
『もし、魔神族が復活したら、私は彼を、彼らを敵として見れるのかなって、ずっと頭に残ってるんだみんなを封印したときのことが...』
メリ「......」
『...ごめんこんな話して、もう寝るよおやすみ』

メリ「Aのためにも、三千年繰り返してきたこの戦いに＿＿＿今度こそ決着(ケリ)をつける！」

罪の匂いがするぞ!!

『んぁ...？なんの音...寝てたのに...』

___どこの誰だ!!出てこーい!!

ｶﾞﾁｬ
『だれ...こんな時間に......あぇ、子供？』
ペリ「っ！！お、お前がこの小屋を建てた奴だな！！」
『...？違う、この小屋を建てたのは僕じゃない』
ペリ「じゃあ誰が建てたんだ！」
メリ「俺だよ」
『あ、メ...団長、おかえり』
メリ「お前...今起きただろ...」
『誰も起こさなかったから...』
メリ「いい加減自分で起きろ」
『んぇ、やだよ』