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2. 〃 ページ6
「さて、片付けてやるとするか…。」
Aはすたゞと躊躇いもなく冴の居る場所へ向かうのだ。
「____
この人は俺の姫だ。
新しい恋をお探しなら、他を当たってくれ。」
冴の肩に手を添えてやれば、作り笑顔であるが周辺には嘘を吐いてやる。冴はというと '' なんだコイツ '' とでもいわんばかりのジト目でAを見上げていた。
周辺に集まっていた女性は皆Aの声や顔に胸打たれ、照れたような態度で一目散に散っていく。
『…遅刻だぞ、お前。』
「そろゞ行こう。そのうちまた群がるだろうからな。」
『…ああ。』
冴の一言よりもめんどくささから逃れる為の宛先を探そうとするそのマイペースさに流された冴はAに相槌を打つしかなかった。
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作者名:ユウ | 作成日時:2023年5月1日 12時