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「うんまぁぁぁい…天才だね姫」
『それは、どうもです』
「さっきのはごめんだから、ちょっと離れすぎよ」
『いや、普通です普通です』
お粥を頬張る彼を横目に私は部屋の隅に避難している
初めて男の人を上げて
しかも…
抱きしめられるなんて、びっくりするに決まってるよ
「ひっさしぶりにちゃんとご飯たべたな〜、姫のおかげだね」
『…本当に菓子パン1個しか食べてなかったんですか？』
「……バレてた？」
『そりゃ毎日来てますから』
「んはは、だよね」
ずっと気になってるんだけど、姫呼びなんなんだろ
やっぱりホストの人なのかな
『そんなに忙しいんですか、えっと…』
「名前言ってなかったね、不破湊って言うんだ湊でいいよAちゃん」
『な、なんで私の名前』
「んひ、俺はまぁ見ての通りホストしてんだけど」
え、スルーされた
「最近ちょっち忙しくてね、風邪こじらせちゃっちゃ」
無理して笑ってるなぁ
よく見たら隈があるし…
『無理して笑わないで、今はゆっくりしてください』
「……っえ」
『お粥全部食べちゃっても大丈夫ですから、不破…さん』
「…み、湊！湊でいいから！」
『いやいやどう見ても年上ですし、無理ですよ』
「ねっ、ねっお願いだって〜」
手を合わせてこっちを見てくる不破さん
変なの
『ふふ、そんな必死にならなくても』
「…………っぐ…可愛」
『えっ大丈夫ですか』
いきなり悶えだしたので近寄った
「あのさっ…俺ね、俺…」
りんごみたいに真っ赤になった顔で
私の目を真剣に見つめ、肩を優しく掴まれる
「Aちゃん、俺とお付き合いしてくれませんか」
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緑(プロフ) - まなさん» ありがとうございます！ (2022年3月16日 2時) (
レス) @page43 id: 79f067e2a7 (このIDを非表示/違反報告)
まな - めっちゃキュンキュンします！更新楽しみにしてますねー (2022年3月9日 14時) (レス) @page42 id: 24df82e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑 | 作成日時：2022年2月25日 0時
