第九十七話「あの時と繋がる」 ページ33
土井先生「どうしようね、A君のMPほぼほぼ残ってない問題…」
ハサミ「確かこのメンバーの中でザオリク使えるのAだけだったし、ヤバいかもねー」
漸「姉ちゃんって確か、全ステータス∞じゃなかったっけ…」
桂「この城から出て宿屋を探そうにも、道中で魔物に出くわして体力を削る事になりそうだ…第一、魔王城の外に宿屋があったかすらも怪しいしな」
高杉「魔王の大神殿の外は建物すらなかった気がするがなァ…」
A「えー、じゃあどこでHPとMPの全回復すればいいのよー…」
漸「だからね姉ちゃん…」
桂「…ちょっと待て」
(宿屋の看板があった)
ハサミ「…あれっ、魔王の大神殿の中に宿屋とかあるんだ」
〜神様移動中〜
(千と○尋の神隠しの湯○婆と同じような見た目の老婦人が出てきた)
?「はい、いらっしゃい」
(息を飲む主従コンビ)
?「お一人様一万Gだよ、泊まるかい?」
第二人格「わ゙ーーーーーーーーーッ!!」
猗窩座「まずいぞA、とうとう俺が"猗"って名前にされるぞ!猗窩座の"窩座"野部分がパパパパ〜↑っと何処かに飛んでいって"猗"って名前にされる!」
第三人格「そうね下手こいたらデカい赤ん坊の世話をさせられるわ!」
無惨「貴様ら何を言っているんだ」
辰馬「すいません、奥さん。奥さんは、猗窩座君を"猗"って名前にできるんですか?」
土井先生「正直に訊いたよこの人…」
徹子「なんの事だかさっぱりだよ、あたしゃ徹子って名前のただのおばさんさね」
猗窩座「一つ訊くが徹子、何故こんな魔物の巣窟の真っ只中で宿屋を営んでいる」
徹子「おぉ、儲かるからだよ。ここに来る冒険者達がたっぷり金使ってくれるからね。泊まっちゃあ出てって、んでまたボロボロになって帰ってきてまた高い金払って泊まってくんだよ」
高杉「すげえ目の付け所だな婆さん…」
徹子「んでどーすんだい、泊まんのかい?泊まんないのかい?」
A「…泊まらせていただきますよ」
徹子「はーい、毎度ー。…さて、一つだけあんた達に言っておくよ。全員晩御飯食べてお風呂に入ったら、あたしの部屋でこれまでの苦労話をたーんと聞くからね。用意しておきな」
漸「は、はぁ…」
マスハン「徹子の部屋で苦労話…徹子の部屋…あっ」←
第二人格「ヤバいわね…またもや危なげなネタが出てきたわ」
徹子「あーあとね、この中に病気で入院した事のある人はいるかい?」
第九十八話「ダメージ量エグいな」→←第九十六話「ザオリク祭り」
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2021年12月4日 17時