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5話 ダリア =二日目= ページ5

朝起きて、学校へ行くための準備が終わる。
また、今日が始まった。また…今日、が?
ピンポーンと音が鳴る。こんな朝早くに…?誰だろうー

cn「やっほ〜!」(小声)

この、ふわりとした声は…

『…コンさん。今度は、裏口から来てください。』

cn「ぁ、ごめん。学校まで、一緒に行かない?」(小声)

小声で話してくれるのは、あの隣の席の子と重なった。

〖一緒に行こう?〗(小声)

『『…はい、行きま…』』

〔てめぇのせいで、隣の人来なくなったんじゃなぁーい?‪w〕
〔迷惑かけんじゃねーよ‪!〕
〔お前なんか、産まなきゃ…お父さんはずっと、ずっーと
こっちを見てくれたのに!〕
〔キモ。〕
〔ふざけやがって、お前がこいつを産まなきゃ良かっただろ。
サンドバッグにしかならねーじゃねーか!〕
過去を振り返っていても、何もならないのに…どうして。

cn「…どうしたの?」(小声)

『…私と行くと、迷惑になってしまうらしいので…
他の方と行ってみてはいいかがでしょうか?』

cn「…ごめん。俺はそうは思ってないよ?」

『…そうですか。なら、一緒に行きましょうか。』

cn「うん行こう!」

家を出る。近くにあるのは、引っ越してきたあの人の家。

〖大丈夫。俺は味方だからね…!〗

『…ここの家。』

cn「…ん〜?ぁ、みっどぉの家じゃん。この家がどうしたの?」

『…私をかばい、いじめにあって、そのいじめに耐えかねたみどさんが、不登校になりました。』

cn「…なんで話してくれなかったのみっどぉ…」

『…それは、優しい、からだと思います。』

cn「じゃあ少なくともAちゃんはそう思ってるんだね!」

『はい。そうですね…。』

cn「…なら!放課後よってみよぉ!」

『…大丈夫なんですか?』

cn「大丈夫でしょぉ〜!みっどぉなら!」

『なら…行きます。』

cn「まず、学校にいってからだよ?」

『わかってます。』

登校しても何も変わらない。
また、私への嫌がらせが始まるだけだ。
〔おいこら。こっち来いや。〕
そちらに向かう。
〔てめぇ、昨日なに反抗してるんだ?
今日はぁ♡二度と〜反抗できないように…ってこと!〕
〔コンタミさんとてめぇが、登校していいわけねーだろ?〕
〔あ〜。緑?だっけ。あいつ‪みたいにしていーんだけど?〕

『…私が憎いなら、私だけにすればいいのに
何故ほかの人を巻き込もうとするのですか?』

〔話す権利あげてねーよ。黙ってろ。〕
また傷ができた。痛い、痛いな。あと何回傷ができるんだろ?
疲れた。

6話 ムラサキケマン→←4話 ゼラニウム(桃色)



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みりん生姜 - こんな所に神作が落ちてる…昇天しないと…(使命感)無理せず更新頑張って下さいね!応援してます! (2021年11月12日 21時) (レス) id: 5e45ecb9ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆる | 作成日時:2021年11月12日 18時

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