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二話 強行 ページ23

ばどきょー side

rd「え!?はっ!?なになになに!?え、て、テロ?テロ!?」
『いえ、ここは比較的平和なのでそれはないかと…』
md「冷静ダネ。」
『…(ニコッ』
不思議と、第六感が働いている。なんだか、嫌な予感がすると。
kyo「…俺が様子見てくるな。」
他の奴らを置いて俺一人で玄関の方に行くと…佇む人が1人。それは、顔見知りだった。
ru「…きょーさん!聞きたいんだけど……」
第六感が働いている。なんだか、嫌な予感がすると。
kyo「…すまへんな。真っ暗で姿が影にしか見えへん。そこで要件聞いてええか?」
ru「…なぁ、他のコンちゃん、らっだぁとどりみーいる?」
この時、俺はなんだか嫌な予感が、何故か確信に変わった。だからこそ、至って冷静に…
kyo「いないで。」
ru「…ほんとか?なら…好都合。」
こちらに、走って来る。手にはきらりと光るもの。これにやられたら、一溜りもないだろう。何とか、ふらりとかわす。こういう時、自身の感(第六感)の良さに感謝する。警戒しておいてよかった。
kyo「…っレウ、どう要件してんねん!!」
ru「…後悔は…やり直せるんだよな!なら、リセットしよう!?昔が苦しいから、今が憎たらしいから、過去としてやり直そう!そのためには、これでやられろよ!」
kyo「意味わからへんで!オカルトでも見たんか?」
ru「7月8日。何もかもが変わった日!あの日からみーんな変わったからな!きょーさんは、おかしくなった!どりみーは壊れた!らっだぁはおかしくなった!コンちゃんは壊れた!なんにも変わってなくて、置いていかれたのは俺だけ。沢山、知識を身につけて、誰よりも動けたくせに…ゆういつなんにもできなかった!」
kyo「…そんなに後悔しとるんやら、今を変えていこうとは思わへんのか!?」
ru「今更すぎるからな。ゼロの希望に縋って…こうするしかねーだろ?今が幸せだと言えるのかよ?」
そう言われて俺は黙ってしまった。確かに、今が幸せかどうか。そう問われたら、“不幸せです“と言えるぐらいには、毎日を地獄だとは感じてはいる。だからといってこのまま、やられるのはレウの人生の道が暗雲になってしまうことは、目に見えてわかる。
kyo「このまま、俺がお前にやられることがほんとにいいことだと考えているのか?」
ru「…あ〜…なら、こうしよう。お前らをやったら、俺もその後に同じ場所に行く。これで、万々歳だよな。」
…今のレウ、誰かに重なって見えた。その影は、7月8日のあの日の…
kyo「……らっだぁ?」

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みりん生姜 - こんな所に神作が落ちてる…昇天しないと…(使命感)無理せず更新頑張って下さいね!応援してます! (2021年11月12日 21時) (レス) id: 5e45ecb9ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆる | 作成日時:2021年11月12日 18時

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