七つの大罪 呪われ、必要とされた少女2

暗黒の王子 ページ45

ゼルドリスside

《》は回想
 


メ《ゲルダは生きている》


 


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メ《12年前……封印から目醒めたゲルダはユリとお前の事を想って自ら死を選ぼうとした……それをユリが止めたから俺とユリはもう一度封印したんだ……その時が来るまで》





《なんでユリが……》



 


メ《それは俺にも分からない》



 


なんであの時ユリはゲルダを……


 


その時からもう俺の事を好きじゃないのか?




分からない……ユリの気持ちも



自分の気持ちも……



 



いや……気付きたくないのか



結果は目に見えてるしな……



 



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マ｢現時点で判明してる｢凶星雲｣の特性は3つ……奴を中心に強烈な吸引力を持つ力場が発生｡対象は生物のみ……こちらの物理攻撃は届かずに正体不明の攻撃が襲ってくる｣


 


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ゼ｢時間が惜しい本気で行くぞ｣


 



リュド｢なん……だと!?｣



ゼ｢ハアァ……!!!!｣



 



エスカ｢!!｣



マ｢吸引速度が倍増した!?｣



 

マ(“瞬間移動”テレポートが間に合わ……)


 

ゼ｢まずはお前を始末し戒禁を奪うとしよう｣



 


.


 


マ｢かはっ……エスカノール……すまない!!｣


 

エスカ｢我は……己の心に従ったまで……!マーリン?｣


 


エスカ｢“クレイジー・プロミネンス”｣




チャ｢ぬがっ｣


 


キュ｢ぐおっ｣



 


リュド｢私まで巻き込む気か!!｣



 


マ｢……奴には視覚も聴覚も気配すら関係ない!!言うなれば｢全反応｣フルリアクト!!｣




 



リュド｢……っそれがなんだ!!私には聖戦に勝利する責任と義務がある!!｣



 

ギル｢マ……ガ｣


 


リュド｢下劣な魔神族には理解できまい!!｣



 


へ｢ギルサンダー!!｣


 


ゼ｢……残るはお前達だ｣


 


エスカ｢1分だけ耐えてくれ｣



マ｢!!……よし…私も二度とヘマはすまい｣



 


エスカ｢長男といい次男といい貴様ら兄弟はよほど我に打ちのめされたいらしいな｣


 


チャ｢この魔力はどこかで……｣



 



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エスカ｢……時は満ちた｣


“天上天下唯我独尊”ザ・ワン

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