一輪のアスフォデルを３ (ページ6)

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story　６ページ6

ロディアーナは森の奥底に姿を現した。

光は全く無く、暗闇がただ彼女を包んでいた。

呪文で軋む体を無理矢理動かせ、ロディアーナはできた傷をなんとか治す。

そこで、ハリーたちの声が微かに聞こえた。

ロディアーナ「ハリー？」

ロディアーナは立ち上がり、数歩進んだ。

声がだんだんと大きくなる。

それだけではなく、ハーマイオニー、ロンもそこにいることが分かった。

ロディアーナ「ハリー！ハーマイ＿＿＿」

？「モースモードル闇の印を！」

ロディアーナは顔面を蒼白させた。

男の声が響き渡ったその瞬間、純黒の夜空に緑色の絵が浮かび上がった。

骸骨の口から、斑模様の蛇。

闇の印。

死喰い人(デスイーター)である証拠。

そして、彼女の左腕に刻まれている印。

その男はすぐそこにいた。

男は笑っていた。

こちらを向いて。

ロディアーナ「バー＿＿＿」

男はロディアーナの腕を掴み、共に『姿現し』をして、消え去った。

闇払い「ストゥーピファイ麻痺せよ！」

そして真っ赤な光線がハリーたちを包んだ。