一輪のアスフォデルを３ (ページ36)

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そしてクリスマスパーティ当日がやって来た。

ハリーは相手が見つかっただろうか？

そんな心配をしながらも、私は会場へと急いだ。

ロディアーナ「こんな日にまで魔法省に呼び出されるだなんて！」

慣れない黒いヒールと黒いドレスで走るのは、予想以上に難しい。

そもそもせっかくのパーティなのに黒でいいのだろうか？

そんなことをぐるぐると考えながらも、教師のくせに私は廊下を走った。

ハーマイオニー「あ、ロディアーナ先生！」

ロディアーナ「あら、ハーマイオニー！そのドレス似合っているわ！」

ハーマイオニー「ありがとう先生」

ロディアーナ「ちなみにお相手は？やっぱりロン？」

ハーマイオニー「ううん...ロンじゃないの...」

ロディアーナ「え！？」

ロンじゃない...だと！！？？

じゃあ一体＿＿＿＿

クラム「ハーマイオニー」

ロディアーナは驚きで何も言えなかった。

ハーマイオニーがぱっと花が咲いたような笑顔になる。

ハーマイオニー「じゃあ先生、失礼します」

薄紫色のドレスに包んだハーマイオニーは、クラムと腕を組んで会場へと行ってしまった。

ロディアーナ(え、私余った感すご...)

＊

ミネルバ「あら、お相手はどちらへ？」

セブルス「御覧の通り、まだ来ておられませんが」

ミネルバ「それにしても貴方、せっかくのクリスマスなのに服一つ変えないだなんて...あら？」

セブルス「なんですかな？」

ミネルバ「...私の鼻がおかしくなってしまったのでしょうか？」

フリットウィック「いやいやミネルバ、これは一大事ですぞ」

ミネルバ＆フリットウィック(セブルスからフローラルな香りが！！！)

※朝ロディアーナに洗えと言われました。