一輪のアスフォデルを３ (ページ14)

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ダンブルドアからの三校対抗試合の知らせが終わり、生徒が自分の寮へと帰ろうとする時であった。

ロディアーナ「ねえムーディ、その瓶の中身って何？」

ムーディ「これか？」

ロディアーナ「すごい匂いよ。一体何年前に入れたの？」

ムーディ「そんなものいちいち覚えておらん」

ロディアーナ「じゃあちょっと飲ませて。私が当ててみる！」

ロディアーナが手を伸ばしたと同時に、危機を察したセブルスが彼女の襟元を掴み、またまた危険を察したムーディは、携帯瓶をロディアーナから遠ざけた。

ムーディ「...スネイプか」

セブルス「左様」

そして、二人の睨み合いが始まった。

一方、それを見ていたハリー、ハーマイオニー、ロン。

ハーマイオニー「私、一年生の時、ロディアーナ先生がムーディに育てられていたって聞いたわ」

ハリー「え、どうして？」

ハーマイオニー「純血なのにグリフィンドールに入れられたからよ。縁を切られたらしいわ」

ロン「うわぁ最悪」

ハリー「でもシリ...僕の名付け親は家に帰っていたって＿＿＿」

ハーマイオニー「ハリー、貴方ロディアーナ先生と名付け親が兄妹関係だって勘違いしていない？先生たちは従妹なのよ」

ハリー「あぁ、そうだった...」

ハーマイオニー「私、一度だけ写真を見せてもらったことがあったけど...先生のお父さん、すっごく厳格な人よ」

ロン「なんでそんなこと分かるんだよ？」

ハーマイオニー「写真見ただけでも...すごく恐ろしかったわ...」

ロンハリー「ひぇ～...」