story ５ ページ7
ハグリット｢唯一学校は無事だった。おまえの両親は一番優れてたが、何故か仲間にされなかった...｣
ロディアーナ｢その１０年後、ハロウィーンの日、貴方の家にやって来た。丁度貴方が１歳の時ね...それで、リリーと、ジェームズは、そいつに...｣
ハグリットは、大きな水玉模様のハンカチを出し、ボアーッと鼻をかんだ。
ロディアーナ｢でも、不思議なことに貴方は、殺されそうにはなったけど、生きてたの！それを聞いたとき、私はとっても嬉しかったわ！｣
ロディアーナは、涙目になりながらも、微笑んだ。
ハグリット｢それで、ダンブルドアの言い付けで、この俺が、おまえさんを壊れた家から連れ出し、こいつらのところへ連れてきた...｣
バーノン｢馬鹿馬鹿しい｣
ハリーはその言葉に飛び上がった。
バーノン｢いいか、よく聞け小僧。たしかにおまえは少々おかしい。だが...｣
バーノンがハリーだけに聞こえるように、長長と小さな声で何かを言った。
ハグリットがガバッと起き上がる。
ハグリット｢それ以上言ってみろ、ただじゃすまんぞ｣
バーノンがひっと、壁の方に戻った。
ハグリット｢それでいいんだ｣
そこで何かの音が鳴る。
ロディアーナ｢ごめんなさい、きっと〃彼〃からだわ｣
そう言うとロディアーナは急いで外に出る。
ロディアーナ｢もし？｣
手を耳元にあて、独り言のようにそう聞くと、返事が帰ってくる。
スネイプ｢まだ帰ってこんのか？｣
不機嫌オーラが、ロディアーナを苦笑させた。
ロディアーナ｢ごめんなさい。少してこずってて...そっちに帰るのは...朝になるかも...｣
スネイプ｢雷の音が聞こえるぞ。波の音も...どこにいる？｣
すると、家の中からハグリットの｢ダンブルドアを侮辱するな！｣という怒号が聞こえた。
ロディアーナ｢それは帰ってから話すわ。先に寝てて！｣
一方的に電話を切り、中に入る。
ロディアーナ｢やだ、何したの？｣
ダドリーに豚のしっぽが生えていた。
ロディアーナ｢もうハグリット、最高！｣
お腹を抱えて笑ってしまうロディアーナにつられて、ハグリットとハリーも笑ってしまった。
ハグリット｢ロディアーナ！その、今のことは...｣
ロディアーナ｢大丈夫。私は直しておくから先に行って｣
ハリー｢ロディアーナさんはどうやって帰るの？｣
ロディアーナ｢自力で帰れるわよ。じゃあ、おやすみ、ハリー｣
ロディアーナがそう言うと、ハリーは急な眠気に襲われた。
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理緒(プロフ) - 名前は固定ですか？リノにしたいのですが…。 (2022年9月7日 12時) (
レス) id: 946438c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そう | 作成日時：2021年2月17日 16時
