弊社、JWHDは、、、(JW全員)5

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Aside









お昼休み、携帯が鳴った。









あれ？…いとこの駿ちゃんだ。









「もしもし、駿ちゃん？」








道「Aちゃん！久しぶりっ！元気？」









「久しぶり！どうしたの？あれ、今日学校は？」









道「今週の月曜から夏休み入ってん！」









2年に1回くらい、お正月かゴールデンウィークに


叔母の家族、道枝家が東京に来てくれて会えたりするんだけど









ここ最近は、駿ちゃんが部活だとか、年頃だから友達と遊びたいからパスだとかで






会えたり会えなかったりしてた。









「そっか夏休みかぁ〜、うわぁ〜駿ちゃん、声でわかるよ、大きくなったんだね〜」








道「嘘や！わかるわけないやろ！笑」








「わかるよ〜、だって声またちょっと低くなってるもん」









道「ほんまにっ？」








「うん。笑 …で、今日はどうしたの？」








道「あんな、今週の金曜からAちゃん家泊まりたい！」









「…えっ？地元の友達と遊んだりしないの？



高3でょ？高校最後にたくさん思い出作りなよ〜」









道「ええの！みんなだって受験でめっちゃ遊べるってわけやないし。」








「ふーん、で、1泊？2泊？」








道「夏休み終わるギリギリまで！」









「え！？…いや、ちょっと、それこっちゃんなんて言ってるの？」









道「ちゃーんと許可取ってんで〜？なんやったらお母さんに聞いてみて〜？」









一度電話を切って、叔母のこっちゃんに電話した。









「もしもしっ！今、駿ちゃんから電話あったけど、うちにしばらく泊まるの許可したって本当？」









叔母「Aちゃんっ、久しぶりー！元気やった？」









叔母のこっちゃんは大学から関西にいて、そこで出会った人と結婚した。




私が生まれた頃にはすっかり関西弁が板についていた。









叔母「いきなりごめんなぁ？




駿佑が東京行ってAちゃんとこで勉強教えてもらう言うて。






そのほうが友達と遊ばんで集中できるからって。





ほんなら自分でAちゃんに聞いてみって言うてん」









駿ちゃん、いいように言ったんだなぁ。笑









まぁ、こっちゃんの許可あるなら私は全然いい。







もう、家出か何かかと思ってびっくりしちゃったじゃん…。

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