弊社、JWHDは、、、(JW全員)5

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Aside









今週の金曜に東京来るって…明後日じゃん！









可愛いいとこのお願いだし断ることはないけどそれにしても急すぎるな〜。笑









明日早起きして来客用の寝具をせめて1時間だけでも干しておこう。









そんなことを考えながら一人で社食へ向かった。









社食のテーブルで一人で難しい顔をしているおシゲに遭遇。







よく見ると、ご飯を食べながら何か読んでる…？









「おシゲ…？」








眉間にシワを寄せたまま顔を上げたおシゲは、









重「Aやーん」








すぐに柔らかな笑顔になった。









「お疲れ様っ。何見てるの？」








重「これ」









そこには…” 今さら人に聞けない！ビジネス英語の基礎と定番2020 “と書かれた表紙の本が。








重「最近、仕事量増えて海外取引先とのメールを読むのと返信する時間がもっと短なればええなって勉強し始めてん。





今までは検索したり電子辞書で調べたりしてなんとかなっててんけどなぁ。」








ちょっと高めのふにゃふにゃした声で、難しいわぁ、なんて眉毛のあたりをぽりぽり掻いてる。









「あ、この構文はね…」








重「…え！！めっちゃわかりやすいんやけど！！天才か！！」







「大げさ！笑


じゃあ、この例文 訳してみて？」









おシゲは教えた翻訳のコツをすぐにモノにしていた。








重「すご！A、しばらく特訓付き合ってくれへん？ちょっと先生なってや！」








「えっ、先生だなんてそれこそ大げさ。笑






わからないとこあればいつでも聞いて？」









重「いや、そのー、都合のいいときでええから授業というかそんな感じのがっつりやってほしいねんけど。




なんてゆうんやっけ、塾の…あ！個別指導！的なっ？」









こてん、と首を傾げながら歯をいっぱい見せて笑ってる。









重「あ！もちろんお礼はするし！」







「…あ、じゃあそれならいつもおシゲには助けてもらってばっかりだから、私からのお礼ってことで時間ちゃんと作るね。」









納涼会の帰りに靴擦れに絆創膏を貼ってくれたり、





ジャケット貸してくれたり、おシゲはいつも手を差し伸べてくれるから。









重「よっしゃ！じゃあ後でスケジュール送るわ！」

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