弊社、JWHDは、、、(JW全員)3

120ー桃 ページ30

小瀧side









「もしもし、小瀧くん？もう着くんだけど」









小「鍵開いてるんで、入ってもらえます？」








玄関のほうから、お邪魔しまーすと聞こえた。









「小瀧くん…遅くなってごめんね」






小「ううん…」









髪の毛をゆるく巻いていて、俺が今日会社で見たヘアスタイルと違っていて、





簡単に鼓動を速める。かわいい。




ベッドサイドに腰を下ろしたAさんと目が合う。









「大丈夫？」








起きようとしたら止められて、また横になった。









「あ、いろいろ買ってきたけど、ここ置いとくね？」









小「ありがとうございます。飲み物もらってもいいですか」









冷えたスポーツドリンクを受け取って、








ベッドに腰掛けてから一口飲んだ。









小「Aさん……







来てくれたのはめっちゃ嬉しいんすけど









あんまこうゆうとこ一人で来たらダメっすよ」









ちょっとびっくりしたような、揺れる瞳で見上げられた。









小「男の部屋に一人で来るってけっこう危ないで？」







「でも今回は、お見舞いだもん」








小「…ごめんな、さっき俺ちょっとぼーっとしてて思わず会いたいなんて言うてもうたんやけど」







「やっぱそうだよね、びっくりしたぁ。





きっと熱でおかしくなってるんだろうなって。笑」







小「けど会いたいって思ったのは間違いないんで」







「…わかる！仕事って休みたかったりするけど、



いざ休むと仕事の人に会えないのも寂しいなって、、なるよね！」









小「…ふふっ。笑






そうっすね」








大人のかわし方ってこうゆうこと？







Aさんが俺のことを男として見てくれるにはどうしたらええんやろ。

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