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Aside









昨日は藤井くんがいつのまにかお会計を済ませていて、次は私に奢らせてね、と約束をして解散した。






もちろん小瀧くんのことも話した。藤井くんは快く、「小瀧にもええ勉強になるかもな」と賛成してくれた。








ということで、本日のランチは藤井くんと小瀧くんと。









藤「…って話なんやけど、どう?」








小「おぉ〜まじか、めっちゃ、めっっちゃ参加したい……






けどレセプションパーティーと展示会の取材いくつか立て込んでて…





そのスケジュールやとイベントの直前まであんま落ち着かへんから、打ち合わせろくに参加できひんなら迷惑かけてまいそう」









と、残念ながらお断りで、まぁ私たちで頑張ろっかと藤井くんと改めて意気込んだ。









…そして出張前日の夕方、ホワイトボードの個人表に明日の予定を書いていると、









小「え!」



「わ、びっくりした」






真後ろで大きな声がして肩をすくめてしまった。








小「明日出張っすか!?」







「そうなの、神戸。お土産何がいい?」






小「まじっすか〜明日から月曜まで会えないんすかぁぁあ、あぁぁあんもぉぉおお」









大きな赤ちゃんみたいに駄々をこねる姿に笑ってしまう。









「困ったとき助けてくれる人なんてたくさんいるじゃん。笑




ねぇ聞いてる?お土産何がいい?」








小「無事に帰ってきたAさん!それがお土産です!!」









「なんか今日テンションおかしいね、疲れてる?笑」







中「あー、おったおった」






「あ、課長お疲れ様です。どうなさいました?」








中「この資料も渡しとこうと思って。藤井にもおんなじの渡しといたから。



あ、あと明日の朝、悪いんやけど流星にモーニングコールしたって」








「モーニングコール…わかりました。」









深く突っ込まなかったけど、モーニングコールわざわざ頼まれるってことは寝起きが悪いんだろうな。

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作者名:あおゆ | 作成日時:2020年5月31日 21時

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