35 ページ35
Aside
昨日は藤井くんがいつのまにかお会計を済ませていて、次は私に奢らせてね、と約束をして解散した。
もちろん小瀧くんのことも話した。藤井くんは快く、「小瀧にもええ勉強になるかもな」と賛成してくれた。
ということで、本日のランチは藤井くんと小瀧くんと。
藤「…って話なんやけど、どう?」
小「おぉ〜まじか、めっちゃ、めっっちゃ参加したい……
けどレセプションパーティーと展示会の取材いくつか立て込んでて…
そのスケジュールやとイベントの直前まであんま落ち着かへんから、打ち合わせろくに参加できひんなら迷惑かけてまいそう」
と、残念ながらお断りで、まぁ私たちで頑張ろっかと藤井くんと改めて意気込んだ。
…そして出張前日の夕方、ホワイトボードの個人表に明日の予定を書いていると、
小「え!」
「わ、びっくりした」
真後ろで大きな声がして肩をすくめてしまった。
小「明日出張っすか!?」
「そうなの、神戸。お土産何がいい?」
小「まじっすか〜明日から月曜まで会えないんすかぁぁあ、あぁぁあんもぉぉおお」
大きな赤ちゃんみたいに駄々をこねる姿に笑ってしまう。
「困ったとき助けてくれる人なんてたくさんいるじゃん。笑
ねぇ聞いてる?お土産何がいい?」
小「無事に帰ってきたAさん!それがお土産です!!」
「なんか今日テンションおかしいね、疲れてる?笑」
中「あー、おったおった」
「あ、課長お疲れ様です。どうなさいました?」
中「この資料も渡しとこうと思って。藤井にもおんなじの渡しといたから。
あ、あと明日の朝、悪いんやけど流星にモーニングコールしたって」
「モーニングコール…わかりました。」
深く突っ込まなかったけど、モーニングコールわざわざ頼まれるってことは寝起きが悪いんだろうな。
807人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あおゆ | 作成日時:2020年5月31日 21時