美少女たちはしっている。

素顔 ページ10

「今日カフェテリア集合な」

あれから数日…久しぶりに黒木くんから招集がかかってウキウキ！私は学校や放課後にAとカナと話をしたりして大分仲良くなった。(多分)

私は授業が終わると階段をダッシュしてカフェテリアに
向かう

「おい、アーヤ遅いぞ」

しょうがないじゃない！私が一番遠いんだから。

「マスクルージュのこと？？」

私が聞くと若竹はうむという風にうなずき

「そうだ！黒木が調べてきたそうだ。では、黒木よろしく」

若竹がふると黒木くんは意味ありげにニヤリと笑いAとカナに目を向けた。

「「何？」」

二人の声がハモる。

黒木くんは１拍おき、口を開いた。

「シュン・サクライのことを調べていたらカナとAのことがでてきたんだ。コネを使ってより深く調べると……なんだと思う？「うーん」正解は」

黒木くんは若竹を無視して話を続ける。

シュン・サクライとカナとAの関係とは…！？

「カナとAはシュン・サクライの娘なんだ。」

ええっ！？衝撃な発言にみんな声もでないといった様子でびっくりしている。カナが

「バレたんならしょうがないわ。私が全部話すわ」

と話し出した。

「シュン・サクライっていうのは本名じゃなくて本名は白咲 シュンっていうの。私達はマスクルージュのリーダーの娘だから当然小さな頃からスパイ術や戦闘方法も教えてもらってて10歳でマスクルージュに入団したわ。結構役に立ってるのよ。みんなから見たら私のこと強いと思ってるだろうけど実はAは私の何倍も強いしね。A…私達のこと…もっと話すけど大丈夫？」

カナが聞くとAはOKよとだけ返事をした。

「私は結構けんかっぱやいから売られた喧嘩はすべて本気で戦ってきた。でもAは自分が本当に必要だと思ったとき以外は戦闘しない。しかも本気じゃないから手だけでAはかたづけるの。それプラス私達は指名手配されてる人や悪いことをしている人たち専門の…


殺し屋なの」

カナは話終わるとだらりとしていた。

Aは机にふせピクリとも動かない。

私達はというとやっぱりびっくりして固まっている。

なんかAとカナって私達が思う以上の大物なの？

大変な素顔を知っちゃった…

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