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#08 ページ9
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Aside
根拠のない勝手な確信
でも私はお世辞を言うてるわけじゃない。
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出｢…っ！！｣
『何知らんと言えることちゃいますけど…緑谷さんは、今日までずっと頑張ってきはったんや思うんです。
入試前日にも関わらず、見ず知らずの私を助けてくれました。
やから私、緑谷さんが最高のヒーローになれるように応援してます！！』
私は笑顔で言うた。
努力は必ず報われるとか、そんなん綺麗事なんかもしれん
せやけど、頑張ってる人には報われてほしいねん…！
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出｢っ…！うっ…！！｣
緑谷さんは立ち止まって、必死に何かを堪えてるみたいやった
『えっ！？緑谷さん、大丈夫ですか！？ハンカチ使ってください！』
何が感情を揺さぶったんか、緑谷さんは泣き出してしまった。
『失礼しますね…大丈夫です、ゆっくりでいいですよ…』
あまりにもヤバそうやったから、一応一言入れて、彼が落ち着くまで背中をさすった。
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作者名：FF召喚士 | 作成日時：2021年8月3日 19時
