Ⅰ 緑谷さんはええ人 (ページ7)

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#06 ページ7

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Aside

誰かに憧れたとか、直接助けてもらったとか、そんなんじゃないけど

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『私の個性は"治癒"

自分とか人の体力のを気にせんと、触った所の傷を治すことができます。

ヒーローは素敵やなってほんまに思うんです。憧れるし、尊敬してます。

そんなヒーローの方々の力に少しでもなれるように、アシスタント的な…そんな職業に就きたいなって

雄英の普通科やったら、ヒーロー科の方々を見ながらヒーローのことも学べるし、

求人もいろいろ来るんちゃうかな思たんです。

目標が曖昧で、雄英受けるには失礼な動機かもしれないんですけど…長々とすみません…！』

出｢そんなこと…！僕が大口叩ける立場じゃないけど…

その個性なら多くの人を助けられます！

困ってる人だけじゃなく、ヒーローも助けて、支えていきたい…素敵な夢だと思います！！｣

予想外の答えやった。

自分の夢を素敵や言うてくれる人がおるやなんて。思ってなかったから

そんな優しい彼は、どんな夢を持ってるんやろう

『緑谷さんは何でヒーロー科に…どんな個性をお持ちなんですか？』

緑谷さんはおそるおそる口を開いた。

出｢実は僕…

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む、無個性なんです…｣