あの…トリップ、成功しちゃいました☆��(名探偵コナン)

逃走劇の始まり、この先に待つモノとは……？ ページ3

『……はぁｯ……はぁｯ……』



はは……ｯ、久しぶりに目が覚めて起きたと思ったら、慣れない松葉杖での全速力とか



普通にしんどい()←



これ、やっちゃっダメよ？良い子は禁止ね？？



体力がご臨終になるからね？(￣･ω･￣)





『……てか、エレベーター乗れた挙句、全然階に止まらないなんて奇跡だわ……笑』



全くもって止まる気配のないエレベーターは、スイスイと10階から下の階へと降りていく



『……はぁ、これ、外に出たらどうしよう…………』



多分、というか……絶対、このまま歩き回っても私の体力的に何処かで倒れるのは間違いない



そして、降谷さんに見つかる……



ここから、工藤家までの道のりと方角は……？





とりあえず……Google先生に聞いてみよう()←



『おk、Google！現在地は？』

Google先生「現在地は……」



おお、流石Google先生！地図も出てきたし、最高やないか←



『んー……と、』



あの、買い物行った米花スーパーが近くにあれば……




あ、あった





けど……





『ここから30分以上余裕で掛かる距離……』





松葉杖の左脚負傷の儂……σ(･･ )









絶対1時間以上掛かるわ()←




『……これは、道のり険しいぞ……』




……でも、やるしかない。



ここまで来たら、やってみせよう。






……早く、工藤家に……






……早く、赤井さん…






『早く……沖矢さんに、会いたい……』








私の口から出た小さな本音は、煙のように静かなエレベーターの空間に消えていった






チーン……






ガチャ……






ようやく……1階に着き、周りをよく見てから出る





『居ない……のかな？』




周りを見渡せど、風見さんは追いかけてきてないし。





……降谷さんも居ない。




『……ふぅー…………よし、！』




深呼吸をして、病院の外へと出る




『……ｯ！日差しが眩し……』



何日ぶりって感じの太陽に、大丈夫か自分……？と不安になるけど、今更戻れない



『……大丈夫。赤井さんに会えば、助けてくれる。』





……赤井さんは約束してくれたんだ。









1歩……と、前に踏み出した時だった








、









、








、








、








キキィーーｯｯ！！





車のタイヤが擦れる音と共に、見慣れた白のRX-7が目の前に止まる




ガチャ……





「Aさん、助手席へどうぞ。今から、僕の家に帰りましょうか……？」






彼の目は降谷零だった。

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