恋問答

番外編 ページ22

プールのチケットのツテ。
それは小学校からの幼なじみ
青田真子だ。
友達の少なかった私にずっと傍にいてくれた唯一無二の親友だ。

真子｢おーい。元気ないぞーA。｣

A ｢ううっ。真子‥‥どうしよ。死にたい‥‥｣

真子 ｢死にたいなんて言うもんじゃないないぞー。どうしたよ？｣

A ｢寿一に酷い事言っちゃった。靖友にも。 嫌われたかな‥‥｣

真子 ｢はぁ‥‥んで、今度は何言ったの？｣

A ｢私が去年のインハイの事をグチグチ言っちゃっただけで寿一は謝ってただけなんだよ。靖友にも怒られちゃうし。折角、仲良くしようと思ったのについ、去年の話でカッとなっちゃって‥‥‥‥｣

真子 ｢んで、高圧的な態度とっちゃっていざ、振り返って自ら轟沈してると‥‥。｣

A｢はい‥‥その通りです。｣

真子 ｢久々に日本に帰ってきたと思ったらこの有様か‥‥。気にしてないよ福富は鉄仮面で言葉足らずだからそんな風に見えたのかもしんないけど。｣

A｢寿一はいいとしても靖友に‥‥｣

真子 ｢‥‥？あんたが福富の事で悩むのはいつもの事だけどその靖友って誰？｣

A｢今、寿一のアシストしてるんだって。私の話聞いて言い過ぎだって言ったの。授業中もこっちジッと見てくるし。絶対怒ってるよ〜｣

真子 ｢んー。まあ、大丈夫なんじゃない？しかし珍しいね。あんたが寿一以外のことでそんなに悩むなんて。｣

A ｢わかんない。ちょっと目で追ってたりするんだ。おかしいよね。｣

真子 (まさか！コイツが恋！？ロード一筋で男に目もくれなかったコイツが！？)

A ｢ん？どうしたの真子？口あいてるよ。｣

真子 (これは‥‥‥‥。もし、これを逃したらコイツには一生恋は訪れ無いのかも。だったら‥‥)

A｢おーい。まーこー。｣

ｶﾞﾀｯ

真子 ｢よし、あんた、遊びにいけ！｣

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軽く番外編です！
文字制限で次に行きます！

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