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陸「3話 万華鏡だよ！」 ページ4
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九尾(天)「ねえ、鬼火を知らないかい？」
「鬼火？見てないけど、どうしたの？九尾」
九尾(天)「屋台にまたイタズラしたんだよ」
「それくらい良いじゃない九尾、油揚げ要る？」
九尾(天)「キミは甘いんだよ…油揚げは要る」
「鬼火、九尾はもう居ないよ」
鬼火(陸)「ありがとう」
「後で一緒に謝ろっか」
鬼火(陸)「うん！」
「鬼火おいで、本読んであげるから」
鬼火(陸)「わーい！」
烏天狗(千)「これはこれは可愛い子が増えたね」
「さあ？産みの親に聞きなよ」
烏天狗(千)「何人目？」
九尾(陸)「どういう意味かね？💢」
鬼火(陸)「烏天狗がいじめてくる！助けてお母さん！」
九尾(天)「お母さん…??」
「鬼火〜、良いよもっと言ってあげて」
九尾(天)「え？オロチが教えたのかい？」
「でも嬉しいでしょ？九尾」
九尾(天)「そもそも妖怪に親や子も無かろう」
烏天狗(千)「定義は無いな」
九尾(天)「この子は鬼火、わたしは九尾の狐それだけさ」
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作者名：夢咲みな | 作成日時：2022年5月15日 16時
