fineの姫様輝きます！

13話でも輝く☆ ページ16

side玲奈

玲奈(歌烏大丈夫かな？昨日凛月君に聞いたら、屋上の後から見てないって…)



不安がよぎる。まさか歌烏まで梨花ちゃんになにかされてたら…その不安はだんだん高まってきた。




まず、今日は家の扉を叩く音がしない事。いつもその音で起きてたから少しいや、かなり寂しい。



その2、英智先輩が来る時間になっても来なかった事。




とても不安になり英智先輩にはこの事を話したけど……




英智「残念だけど…あれから僕も歌烏ちゃんを見てないんだ」



そう返ってきた。どうか…どうか学校には来てますように…




不安に押しつぶされそうなまま教室に向かった。




玲奈「おはよう…」



スバル「あ！玲奈！大変だよ早くB組に来て！」




挨拶をした途端スバル君に言われた。





B組。歌烏の組だ。もしかしたら会えるかも…そう思ってB組に行ってみた。




ガラッ




歌烏「でね〜…って聞いてる？梨花ちゃん！」



玲奈「…え、」


あれほど梨花ちゃんを毛嫌いしていた歌烏が梨花ちゃんに抱きついて話していた。



嵐「ち、ちょっと！なんの冗談なの？歌烏ちゃん⁉」




嵐君がそう言うと






歌烏「……」





憎そうな……面倒くさそうな目で…






悲しそうにみた。





歌烏「うち、今日から梨花ちゃんの味方だから。なんかした許さないよ」




ただ一言そう言ってまた、梨花ちゃんと話し始めた。




私も見た事ないような輝く笑顔で……

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