火星と彼と私と青い空 (ページ7)

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愛ページ7

キーンコーンカーンコーン…
「チャイムがなったねそろそろ八王子先生が来ますよ」
ガラッ
「点呼とるから席つけよ〜っと、もうみんな知ってるやろうけど転校生が来とる自己紹介せえ」
「は、はい！アマゾン川流域から来ました夢乃Aです！よろしくお願いします！」
パチパチパチパチ
「席は…上守の隣だな」
「かみもり？」
「あ、オレオレ〜！上守村飢(かみもりむらき)」
私の右の席の子なんだ。それにしても青い髪…ピアスもバッチバチ開けてるじゃん！
「よろしくな！Aチャン！」
「う、うん…」
笑顔似合うな〜、そして人懐っこい！
「ーーーっと連絡は終わりや質問ないか？ないな！今日も一日頑張りや〜」
…ホーム終わったみたい1限に備えよう何があるのかな？
ポン誰かが私の肩を叩いた
「えっ…？」
「久しぶりだな夢！俺のこと覚えてるか？ガキの頃遊んでた剛田邪威餡(ごうだじゃいあん)だ！」
(…！よくいじめてきた子だ！！)
「お、ひさし、…ぶり…」
どーしよ。良い思い出ほとんど無いんだけど…どう接したらいいのー！？
「何年ぶりだ？まあ、分かんないけど可愛くなったな！最初気づかなかったぞ！昔も可愛かったけどよ！」
「えっ、いや…その」
「昔はゴメンな、夢が可愛いからってバカみたいなことしてよ…」
…えっ？今可愛いって言った？
「俺さ、あの時まだガキだったから好きな子いじめてき引きたかったんだよな」
…へ？
「えっええええええ？！？！？！」
好き？剛田くんがわたしを？！
キーンコーンカーンコーン
「おっ予鈴鳴っちまったな移動だから行こうぜ！」そう言って彼は顔を赤くして出て行った…
そんな急に…
「夢乃さん」
「へっ」
ビックリしたーって、どーしよ！白井墨君も上守くんも見てたのに〜！
「オレこんな至近距離で告白見たの初めてだわ」
「こら村飢、煽らない」
「ヘーイ」
はずかし…
「移動教室、案内しますよ(ニコ)」
「はよ行くぞー」
「あっ、はい！」
そうだ次移動だった！