【銀魂】鬼兵隊総督に奴´隷の私は恋をした。【高杉晋助】

禁断の…26 ページ29

貴女side

眠れない…

私の何も疑わない心のせいで

こんなにみんなに迷惑をかけてしまった。

そんなことを考えているうちに朝になってしまった…。

「また子さん、私…どうしたらいいんでしょう」

また子さんはここに来てできた新しい友達。

幹部クラスの方々が私を客人扱いにしてくれているからこそ

できた友達。

ま「A、気に病むもんじゃないっスよ」

「で、でも…」

ま「晋助様もAを買い取ってしまえばいいんスよね…」

また子さんの気持ちもよくわかる気がする。

友人が牢に入りっぱなしというのも変ですよね…。

「でも私だけ買い取られたらみなさん怪しみますよ!?」

しょせんこの気持ちは一人相撲。

気持ちを伝えようとしても

ただ一方的なだけ

でも、晋助様は優しいから受け止めてくれるかもしれない。

それにしても身分の違いによって引き裂かれてしまう…。

　『貴様とは格が違う。争う気なぞない』

　『せいぜいいいところに売られるんだな奴 隷』

…そのとき私のどこかで強い衝撃が来ました。

by雪華りく

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