【銀魂】鬼兵隊総督に奴´隷の私は恋をした。【高杉晋助】

禁断の…24 ページ27

高杉side

あれから１ヶ月くれェたって

状況は変化した物もあるが、

してねｪこともある。

まず、Aのこと。神威の奴は

「どうするにしてもまず船を直さなきゃネ｣

と、秘書の件は一度振り出しにするよう

言ってきた。

それと話の発端の牢番のこと、

あいつは『白鷺』との戦いのとき

あっちについていたみてｪだ。

ただ、あの戦いのあと

消息がわかってねェらしい。

そして、もう一人の発端、

Aのことだ。

あの俺らが牢屋で倒れていた日から

寝起きや不安なことがあったら

すぐに泣いている。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「おい、A起きてるかｧ？｣

貴「晋助様？｣

「また泣いていたのか｣

そういえば俺ァAの過去を

知らねェ。

『この船に来てから昔のこと思い出せなくて』

そう言われてからかなりたっている。

貴「すみません！すみません！！！｣

「大丈夫だ。俺がついてらァ｣

すぐ泣くのと共に精神が

安定しないのもいつものことになった。

もしかしたら俺が気づいてねェだけで

あの牢番に暴力を振るわれていたのかも

しれねェ。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

しばらくたって落ち着いたころ、

「A、この船に来てから変わったこと

小さなことでもいいから話せ｣

聞いていていてあまり変わったことはねェ。

だが、

「食後に薬を飲むことも前と変わっ･･･｣

これかもしれねェ。

「誰に貰っていたんだァ？｣

貴「牢番の方です｣

精神が安定しないのはそのせいかもしれねェ。

おそらく薬で過去のことが

思い出せねェのか？

でもいってェ何のためにだ？

あいつはもしかして

俺の知らねェAを知っているのか？

もっと調べる必要がありそうだ。



by雪華りく

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