【銀魂】鬼兵隊総督に奴´隷の私は恋をした。【高杉晋助】

禁断の…22 ページ25

？side

もだえ苦しむ姿を見届けよう。

そう決め込んでからやつらはむしろ生き生きしているとの情報が入った。

さらに詳しく調べると

あそこに閉じ込められていた女はやつらに助けられた。

そう答えがついた。

私はあの場所を抜けてからかなり出世をして幹部になっている。

出世するのは簡単であった。

やつらの攻撃と見せかけて剣を使ったり、

薬を盛ったりもした。

その中でもあの薬はとても便利だ。

その時のあいつのもだえる姿は見ていて至福だった。

まぁいい。

とにかくやつらのもだえる姿を楽しむのはあとの楽しみとしておくか。




　 今の計画が完成するその時まで。



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貴女side

私は「あの冷たい牢獄の中から助けられた」

と団長殿から聞きました。

助けられた時の状況も詳しく聞きました。

呼吸はしていたが冷たい牢獄の床に熱を奪われ

体が冷えかかっていたこと、

助けられここに運ばれてしばらくしたところで

『白鷺』が攻撃をやめたこと、

そこまでは良かったのですが団長殿に

「晋助ねー、Aが倒れているのを見て
　スッゴく焦ってたヨ｣

そう言われて、

とても恥ずかしかったです。

でも、もっと恥ずかしかったのは

私もうわごとのように、

「晋助様、晋助様･･･｣

と、繰り返し言っていたということです。

とにかくしばらく『白鷺』に

怯えることなく暮らせるようなので

私は安心して眠りにつくことができました。



by雪華りく

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