【銀魂】鬼兵隊総督に奴´隷の私は恋をした。【高杉晋助】

禁断の…10 ページ13

貴女side

船が強く揺れた２日後、

団長殿直々に船を修理する間、鬼兵隊の船に移らされることを伝えられた。

鬼兵隊の船に移るということは今よりは晋助様に会う機会が増えるということ。



なのになぜでしょう。

このむねのチクチクするような痛みを感じるのは…。

恥ずかしいから？

いや、普段会う時もこの姿だから羞恥心はないはず。

緊張するから？

それもさっきと同じ理由でないはず。


いったい何なのでしょう、この不思議な痛みは。






そのようなことに悩んでいた次の日、鬼兵隊の船に移ることになったけど

やっぱり心は晴れないわ…。

鬼兵隊で閉じ込められるところも地下牢らしい。

神「じゃ、あとのことは頼んだネ☆」

今度から私のことを奴 隷として世話をしてくれる方は牢番らしいので

途中まで“バンサイ”に案内されることになった。

　「ところでなぜ、第七師団の船を修理することになったのでしょうか」

万「他の宇宙海賊に襲われたと聞いているでござる」

　「そうですか…」

万「この船の幹部クラスはたいてい優しいでござる」

　「そうなんですか、うれしいです」

万「が、しかし普通の隊員は快く思っていないやつもいるのでござる」

　「…気をつけます」

門番「お疲れ様です」

　「これからお願いします」



ふと私は門番の顔が見覚えあるように感じましたが、

人に会うことなんてほとんどなかったので夢の中で会ったことのある人物だったのだろうと

私は一人納得し、眠かったので眠ることにしました。






by雪華りく

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