知らない家 ページ3
あれから私は、車に乗せられて連れて行かれた。抵抗しても無駄だった。
3対1じゃ勝ち目はないし、みんな私より7歳も年上なんだもの。
どうやって勝てるというんだろう。
とはいっても、どうやって帰ったらいいんだろう。
帰りたいよ……。
そう思っても、知らない家に入れられて力づくで連れて行かれた。
「きゃっ!」
私はそのまま知らない家の中にあった、ベッドに放り投げられた。
恭「この家から一歩でも出ようとしたら、許さねえ!」
3人は立ちはだかった。
これじゃあ、逃げる余地がない……!
「そんな……じゃあ、私はお兄ちゃんといつ会えるんですか?」
私が問いかけると、みんなは、『こいつ何言ってんだ?』という顔をした。
朔「お前バカなのか? 俺らが、お前を兄貴と再会させようと思ってる?」
……うん、だよね。この人たちのことだもの。絶対、お兄ちゃんのところへは帰してくれそうにないよ。
逃げたい……!
雄「花嫁修行をここでさせてやるんだよ」
「花嫁、修行?」
あ、頭が追いつかない。
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ゆめな(プロフ) - シュロさん» ありがとうございます!ジェルくん素敵な方ですもんね! (2022年7月13日 21時) (レス) id: b3b8a8904b (このIDを非表示/違反報告)
シュロ - とても素敵なお話でした。私もジェル君推しです。 (2022年7月12日 22時) (レス) @page28 id: 4ae74feae9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめな(プロフ) - suzutoさん» こちらこそ、このお話を見つけてくださり、ありがとうございました! (2021年9月24日 7時) (レス) id: b3b8a8904b (このIDを非表示/違反報告)
suzuto(プロフ) - 完結おめでとうございます!素敵な作品をありがとうございました!おもしろかったです! (2021年9月24日 6時) (レス) @page28 id: ddb8e2bb60 (このIDを非表示/違反報告)
白い化け狐 - こちらこそよろしくお願いします! (2021年8月30日 23時) (レス) id: 665b9a4be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめな | 作成日時:2021年8月29日 17時