【忍たま】あいつがリア充になりやがった【尾浜勘右衛門】

2話目 ページ2

成績は優秀だけど、迷い癖のある五年ろ組の不破雷蔵です。

Aは、勘右衛門絡みで何かあると、男子の中ではまず僕に報告してくれる。
悩みとか愚痴とかも聞くけど、A曰く、｢雷蔵と話していると落ち着くし、和む｣らしい。

勘右衛門に嫉妬されないか心配だけど、勘右衛門曰く｢雷蔵は特に信頼してる。まあ、何にも感じてないと言えば嘘になるけどな｣だと。


勘右衛門は飄々としてるけど、ああ見えて独占欲は強いし一途だ。
二人に信頼してもらえて嬉しいなぁ。



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変装の名人で、五年ろ組学級委員の鉢屋三郎です。

あの二人とは五年の付き合いになるわけだけど、特に勘右衛門はAと付き合うようになって変わったなぁ。

詳しく言うとAを見る目が変わった。

当然と言えば当然かもしれないが、Aを見てる時のあいつの目が他の奴とは違う。
愛おしそうに、優しい目で見てるんだ。本人は無意識なんだろうけど。

恋をすると人は変わるんだなぁ。
しかしこの私でさえ、勘右衛門がAに恋心を抱いているなんて気づかなかった。あいつ隠すの上手いから。


呆れることもあるけど、二人の仲は応援してるさ。

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