俺のゆめかわいい彼女。

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実はOKを出せたのにも事情がありまして…

事の発端は1週間前ｰｰｰ



ー放課後ー

モブB「じゃあね！」

『うん、またね！』

やっと授業が終わり片付けをしていると廊下から異常な足音が…

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

ｶﾞﾗｯ

ゆい「Aお姉ちゃん！」

『ﾋﾞｸｯ!ゆ、ゆいちゃんかぁ〜びっくりした〜。どうかしたの？』

ゆい「ゆめきいて！ビッグニュースだよ！」

『ビッグニュース？』

ゆい「そう！なんとね！パパラ宿にプリパラができたんだって！」

『プリパラ？男プリなら元々あるよ？』

ゆい「ゆめ違うよ！男プリじゃなくて女子プリ！」

『え！女子プリ？！』

ゆい「そう！女子プリ！ねぇねぇ、一緒に行こうよ！」

『え、今日？』

ゆい「もちろん！」

『えー、あー、ちょ、ちょっと今日は用事があって…。(今プリパラなんて行ったら神アイドルだってバレる！)』

ゆい「そっかぁ…、じゃあゆめしょうがないね！私らぁらと行ってくる！」

『……らぁら？お友達？』

ゆい「うん！今日転入してきた子なんだけど寮の部屋が一緒でね！なんとパラ宿に住んでたんだって！それでプリパラに行ったことがあるから案内してくれるって！」

『へぇー、そうなんだ！じゃあ安心だね、プリパラ気をつけて行ってくるんだよ？』

ゆい「はーい！じゃあ行ってくる！お土産話ゆめ楽しみにしててねー！」



直ぐに走り出して行ってしまったゆいの背中を見ながらこれからの事を考えていた。


女子プリができた…？
え、そんなの全然知らされてないんですけど？？
それに絶対またゆいちゃんに誘われるやつだよ、これ。何とか断ったけどこれから毎日誘われるやつだ。
このままじゃ正体バレるから行けないんだけど……あ、そうか、違うプリチケでスキャンすればいいんだ！そうだそうだ！
できるだけ外の容姿に寄せて、服もシンプル系にしてもらって…よし、明日土曜だしプリパラ行って作ってもらおう。

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