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バイト ページ2

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入間銃兎来週の土曜日、デートにでも行きませんか?
Aその日はバイトなのでごめんなさ無理です


バイトを理由にデートを断られたのは一体これで何回目だ。可愛らしい兎の「ごめんなさい」と頭を下げているスタンプ送ったって俺の機嫌は治らねぇからな。

既に片手では数えきれないくらい俺は断り続けられている誘い。ここだけ聞いたら別れの危機みたいじゃねぇか。
そんなことは無いとは分かっていても不安にはなるし、あいつに会いたい。

まだ未成年の17歳のAは俺と違って遊びたい盛りだ。
バイトで稼いだ金は何に使っているのか気になって以前聞いたら、友達と遊びに行ったりメイク道具や好きなアーティストのLIVE代、漫画や雑誌にたまにゲーム!っとなんとも彼女らしい解答をもらった。

確かにそれは大事だなと俺は納得したが、最近はかなりシフトを詰めているのかここ2週間はあいつの顔を見ていない。いや、遠目で何度かは見ているが会話を交わしていない。

何か欲しいものでもあるのだろうか? なら、俺が買ってやるのに。と、言ったらきっとあいつは怒るんだろうな。



「ったく…じゃあテメェの予定はいつ空いてんだよ」



1人の車内に響く独り言。やけにでかく聞こえた情けない自分の言葉に、チッと舌打ちした。
一瞬、からかいにあいつのバイト先にでも行ってやろうかと思ったが、そんな気分にはなれずそのまま帰路についた。

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レイ(プロフ) - 書き手さんならではのスランプ、ありますよね…。ゆっくりで大丈夫ですよ、いつでも私たちは待ってますからidさんのペースでこれからも頑張ってください!貴女の書かれるお話が大好きです。 (2019年4月12日 12時) (レス) id: ddb4bf0a2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:id | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年4月6日 16時

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