苺の王子様は無理しがち!?part2

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ころんside

翌朝。るぅとくんからお話のようなメモが送られてきていた。

にわかには信じがたいがこれが本当ならとても大変なことだ。

僕はみんなに連絡をしたけど都合が合わないなどの理由で莉犬君が付き添いに来てくれた。

ー移動中ー

ｶﾞﾁｬ

るぅと君からまえにもらった合鍵を使って鍵を開ける。

部屋は特に変わりはなかったが、部屋から出てきたるぅと君は驚きの姿をしていた。

右目はグリッチで覆われ、体の一部が非表示になっていたり、errorがかかっていたり…。

とにかくバグがひどかった。

る「ヨうコｿ¡きttてクﾚttェUれシぃﾖ‼」

声もバグってるんだ…。

こ「平気なの？平気じゃないよね？！」

そう聞くけど「大丈夫」だと言い張った。

一応不安なので、僕たちでるぅと君のお世話をすることにした。

日が経つにつれてやはり悪化してきた。


ーそれからしばらくしてー

さすがにるぅと君も無事とは言えないほどにバグっている。

そして、ついに…

ﾊﾞﾀｯ

るぅと君は倒れた。僕たちは急いで駆け寄ったがとても苦しそうにしていたのでそっと抱き上げてベッドに寝かした。

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るぅとside

ベッドから立ち上がり、前に進もうとしたとき、

-緊急停止装置作動-

そんな機会が音がした後、体が急に動かなくなり前に倒れこむ。

そのまま僕の意識はバグに吞まれていった。

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