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「 え、あ、はい! 」
突然の知らない声に驚くも、何とか返事を返しいつの間にか自分の後ろにいた他の探偵社員と挨拶を交わす。
谷崎「 僕は谷崎潤一郎。 で、こっちが… 」
ナオミ「 妹のナオミですわー!! 」
兄である谷崎潤一郎へ飛びつく ナオミ。
2人はとても仲の良い兄妹だ、と国木田から説明された。
少し引きつった顔で云っていたことには触れないでおこうか。
与謝野「 妾は与謝野晶子。 探偵社の医者さ。 」
「 あ、貴女… 」
与謝野「 ん? なんだい。 」
「 い 、いえ !! 何でも! 」
宜しく、と云う意味を込めた握手を求めてきた与謝野晶子 _ 彼女のことをAは知っていたのだ。
会ったことは勿論無いが、マフィア内でも友人と云える 梶井基次郎 が以前話していた。
この人に負けた、と。
Aのイメージでは尤怖そうだったのに、実際に会ってみればとても優しそうで。
「 宜しくお願いします、与謝野さん! 」
握手、として掴んだ手は何時もより強く感じた。
江戸川「 … 僕は江戸川乱歩。
乱歩さんと呼ぶことを許可しよう! 」
「 乱歩さん、ですね。 宜しくお願いします! 」
綺麗な目を少し開いて 宜しく、と笑った乱歩。
お菓子と共に出された手に、何も危機感を抱かず握り返したAは、乱歩に負けじと笑顔で 「 お菓子ありがとう」と返した。
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まりな - 面白かったです!これからも頑張ってください! (2018年1月27日 11時) (レス) id: 432d65a945 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸水素なとりうむ(プロフ) - 凄く続きが気になります!!更新ファイトです! (2017年12月24日 2時) (レス) id: aeb5ce3320 (このIDを非表示/違反報告)
毛糸 - 第一次反抗期戦争の方からきました!! とても面白かったです!!これからも更新頑張ってください!( ´∀`) (2017年12月9日 19時) (レス) id: 1ec397df0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カスミ | 作成日時:2017年12月7日 19時