糸師凛はマネの犬

わん22 ページ24

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『潔きゅん〜』


「ちょ、A…首に腕巻き付けんなって…」




そう言って照れてるのは、マイエンジェル(2回目)潔くんだ

そう言いながらちょっと嬉しそうなの、私知ってるからね





「ほんとやばいって…あいつに睨まれてる…ヒッ」


『あいつって誰のことお〜…』


「…可愛い…じゃなくて……はぁ…」




潔くん、顔をコロコロ変えるから見てて面白い





「なになにっ潔とAちゃんってそーゆー関係？！」


『んー？』


「A、こいつらからかってるだけだから…」


『あはは、知ってるけど〜』





向こうから凛ちゃんが凄い顔で睨んで来てるの、知ってる


でも無視無視





「………チッ」




結構大きい音で聞こえた凛ちゃんの舌打ち




「…A、そろそろ…」


『良いの！舌打ちにびびってたらどうにもなんないし！私今日潔くんと居るも〜ん…』




そう言うと、何で潔？！と声を揃える皆

だって潔くん優しーんだもん…傷心中の私には潔くんがぴったりよ…





「仲直りしないのか？」


『ちぎりん〜…だって私悪くないじゃん？』


「子供かよ…というかどっちも悪くなくないよな」


『國神くん何か言った？』


「なんでもねぇ…」




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