〜好きな人〜＊ゆくる＊ ページ9
野坂の思いやりのある言葉に、Aは心が暖まるようだった。
そして、野坂のキスによって、更に暖まっていく。
何があってもずっと好きでいる、そう言っているかのようで、Aの気持ちを変化させようとしていた。
『どうして私を選んでくれるの？実感がわかないよ…』
寂しいときや悩んでいるとき、簡単には素直になったり明るくはなれない。命に関わっているから尚更。
「好きって、実感がわかないといけないものじゃない。分からなくて、感じることだけの時だってある。
でも、それでもこうして、たまにぶつかったりしながらここまで好きでいられた。なんでか分かる？」
Aは一ミリも分からないことにまたうなだれた。
「好きがどんなのかを完全に分かってなくても、好きは続けられるんだ。僕たちみたいに」
まだ理解に追い付いてないけど、少しだけ分かった。
『私は、悠馬に愛されてていいってこと…？』
「そううだよ」と言ってお弁当の中のサンドイッチを小さめにして食べさせた。
「ほら、わかったら食べて。保健室に来た意味がなくなる」
更に食べさせる野坂に、なんだか恥ずかしく思う。
『自分で食べられるよ』
少し過保護だな、と思いながらも少量づつ食べるA。
『はい』
Aはしばらくすると、野坂にも食べさせた。
一瞬反応が遅れたが、笑顔でお礼を言う。
「ありがとう」
その笑顔は可愛げがあり、少し羨んでしまう。
だけど、Aは実感した。
自分は、世界で一番の人と付き合っている、と。
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神月 - ゆくるさん» 愛知………愛知もいいと思いますよ! (2019年3月15日 7時) (
レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
ゆくる(プロフ) - 神月さん» 愛知です！この先の市とかは流石に言えないですが、東京いいなー！です。でんでんはすごいですからねー！ (2019年3月15日 4時) (レス) id: 65c6a6a18f (このIDを非表示/違反報告)
神月 - ん、……東京じゃないんですか?てっきり東京に住んでるのかと思ってました……あ、あと 小説見ました！！やっぱり面白いです (2019年3月11日 16時) (レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
ゆくる(プロフ) - 神月さん» ははは（笑）東京に行ってなりたいなーとおもってます！ (2019年3月11日 16時) (レス) id: 65c6a6a18f (このIDを非表示/違反報告)
神月 - ゆくるさん» パティシエ！なるほど……もし、夢がかなったら食べに行きます! (2019年3月10日 9時) (レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
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