〜混ざり合う気持ち〜＊ゆくる＊ ページ31
ロビーでチェックインをすぐに済ませ、部屋へと向かうA。エレベーターで上がっている際も、野坂は目を開けずにAにもたれかかっていた。
部屋に着いたら野坂をベッドで寝かせ、起きるまで1歩も動かず待つA。
(悠馬…私のせいよね。悠馬は私がために濡れてまで走ってくれて。それなのに私はなんとも思わずに…)
Aは野坂を見て自分にも責任はあると気づいた。そもそも、野坂を最初から責めなければ…。
そう思ったらAは涙が自然に出てきた。大事な人を傷つけ、それに気付かず呑気にしてたことに。
Aは野坂を抱きしめる。自分の過ちへの謝罪と必死に駆け回ってくれた感謝の両方を込めて。
泣きながらじっとしていると、数分後には目を開けた。
『悠馬…！』
思わず強く抱きしめるA。
｢A…｣
『ごめんなさい…。ごめんなさい…』
｢謝らないで…僕だって悪いんだ。Aの言う通り、アメリカの温泉にていてちゃんと調べなかったのがいけないから…｣
熱のせいで頬が赤い野坂を見て、Aはまた涙が出る。
『…やっぱり私のせいよ！悠馬、ごめんなさい…』
泣き止むことなく泣き続けるAに、野坂は少し困りながらもそっと抱き返す。
｢いいよ。Aが無事なだけで僕は嬉しいから…｣
その後、意識があまり良くない中、野坂はたまらずAにキスをした。
｢これで許してあげる…｣
作戦どおりとでも言いたげな流れに、呆れるA。だけど、今だけはしたい気分だった。
熱があるのにそれを感じさせないくらいいつも通りにキスをしていく野坂。
｢A…ずっと愛してる｣
『わ、私も、悠馬は…』
思い切って言うことは、Aにとっては難しかった。
〜彼の本当の優しさ〜＊楓＊→←〜バカじゃない者は風邪を引く〜＊楓＊
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神月 - ゆくるさん» 愛知………愛知もいいと思いますよ! (2019年3月15日 7時) (
レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
ゆくる(プロフ) - 神月さん» 愛知です！この先の市とかは流石に言えないですが、東京いいなー！です。でんでんはすごいですからねー！ (2019年3月15日 4時) (レス) id: 65c6a6a18f (このIDを非表示/違反報告)
神月 - ん、……東京じゃないんですか?てっきり東京に住んでるのかと思ってました……あ、あと 小説見ました！！やっぱり面白いです (2019年3月11日 16時) (レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
ゆくる(プロフ) - 神月さん» ははは（笑）東京に行ってなりたいなーとおもってます！ (2019年3月11日 16時) (レス) id: 65c6a6a18f (このIDを非表示/違反報告)
神月 - ゆくるさん» パティシエ！なるほど……もし、夢がかなったら食べに行きます! (2019年3月10日 9時) (レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
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