【親世代】狼に好かれた真っ白な狼【リーマス･ルーピン】 (ページ15)

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クリスマスページ15

時は少し経ちクリスマスイヴ。

朝起きるとエディが私の部屋の机で紅茶を飲んでいた。

『ねぇ、貴方の部屋がいつからここになったの。』

そういい目の前にあるプレゼントの山を見上げた。

｢貴方はとても人気だね。これは…惚れ薬が入ってる。これも、これも。仕方ない。｣

エディが指を鳴らすとプレゼントの半分以上が消えた。

なんだか悲しい気がするが惚れ薬盛られてるプレゼントは要らないだろう。

私は気を取り直しエディがいつもの人達からと言ってまとめたプレゼントに手をつける。

『これは…ジェームズね。』

ジェームズからはクソ爆弾が大量に入っていた。
もちろんジェームズにはクソ爆弾をプレゼントしていたのでお互い様だ。

シリウスからはベースは紺色の所々金色に輝くマフラーと手袋セット。
私はシリウスに薔薇の匂いのヘアシャンプーを。

ピーターからはお菓子の詰め合わせ。
ピーターにはマグルのお菓子の詰め合わせを。

リーマスからはガラスの羽根ペンとネックレスを貰った。ネックレスはシンプルだが真ん中にエメラルドがはまっていて綺麗だった。
私はリーマスにネクタイピンを送っていた。

私はネックレスをつけ他のプレゼントを見る。

そこには黒いプレゼントが置かれていた。
メッセージカードにはS.Sと。

そうそう私はセブルスとよく話す仲にはなった。
リリーのおかげだ。

セブとは勉強を一緒にしたり魔法生物が苦手と言っていたので実際に森に入り魔法生物の紹介をしたりしているうちに仲良くなった。

プレゼントを開けるとそこには魔法薬学の本とピアスが入っていた。これまたエメラルドが入っている。

『なんでもないよ皆エメラルドなの？』

｢それは君の目が明るいエメラルドだからじゃないか？綺麗だからな。｣

『あら、嬉しいこと言ってくれるのね。』

｢照れるなよ。｣

と言って笑い合う。

今日はホグワーツの生活に慣れてきた。

友達も沢山できて

毎日ラブレターを貰い

幸せな日々を過ごしていた。

然し、裏では闇の力が強くなっていた。

リリーとジェームズを救いたい。

が、救ってしまったらハリーが殺される可能性がある。
またストーリーが大幅に変わって闇の世界に飲まれるかもしれない。

私はその葛藤を胸に今後どうするか悩んでいた。

｢A。そんな怖い顔するな。考えていることは分かるが今は幸せを噛み締めよう。｣

『そうね。』

私はエディとチェスをしてクリスマスを楽しく過ごした。