検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:25,959 hit

アズラーイールの序章 ページ2

ちゅうい!
・世界観が行方不明
・"写真家 ジョゼフ"ではなく"アズラーイール ジョゼフ"の話(伝われ)
・荘園に行く前の話(仮)多分。そもそもこの世界線に荘園があるかどうかも知らん。
・急速に話が動く。思いつかなかったんだ…
・オリ主ちゃん↓
星を見るために外に出る系の陽キャ

続くよ
___________



_____その季節最初の落ち葉を持って、



_____彼は空から舞い降りた。

__________

星空はいい、秋の星空は特に。

明るい星が見にくくなるからこそ静かな場所で見る意義がある。
少なくとも、私はそう思っている。

毎日毎日、少しずつ変わる星空にいつからか私は魅了されていた。


…彼と出会ったのも、秋の夜空の下だった。

いつも星を見に行く少し小高い丘のてっぺん。そこに倒れていたのだ。

星を散りばめたような服を着て、右手の人差し指に指輪をし、少し長い髪を編んで………その頭に二本の角が生えていた。
そしてその近くには地面に刺さったサーベルの様な剣…。


あ、これヤバいやつや。


そう思って逃げ出した。

_________

数日後、流石にもう大丈夫だろうといつもの丘で星を見ようとした。

見ようとしたんだ。


そこには数日前とは違い、丘に刺さっている剣を抱きしめるように座って目を閉じ、銅像の様に静止した彼がいた。

「…来たか」

私が近くによると目を開いて私の方を見た。
…不思議な事に、その目を見たら動けなくなってしまった。
それがどうしてなのかは分からない。その瞳に睨まれた気分になったのか、この世のものとは思えない色をしていたからか。……その目が今までに見た事ないほど純粋で、美しかったからなのか…。

少し怠そうに立ち上がり、彼は私の目の前に歩み寄り、その口を開いた。

「…はじめまして。」
『…………はじめまして…?』

少し小難しそうな顔をした彼は意を決した様な顔で私に問いかけた。

「……私の、星見……じゃない。鏡を知らないだろうか?」
『…鏡…?』
「なんか…こう…取手の先と鏡の裏の真ん中に緑色の丸い玉が付いていて……」

また小難しそうな顔に戻って身振り手振りを加えながら一生懸命彼は話した。

曰く、彼の大切な大切な鏡を落としてしまった、と。
ついでに落ち葉も落としてしまった、と。…よくわからんが。
そしてその2つを無くしたせいで実家に帰れないとかどうとか。あと剣も刺さったまま抜けなくなってしまったとかなんとか。


正直に言おう。

すっごい面倒くさそうなので今すぐ家に帰りたい。

アズラーイールと出会い→←人外(吸血鬼)主人公と黒


ラッキーアイテム

地図

(会えたら)ラッキー衣装

「仮面紳士」


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定タグ:第五人格 , IdentityV , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

結城@ハスター教信者(プロフ) - 初コメ?失礼します!監視者の話泣ける・・・うぉぉこれから監視者の事どう見ればいいんだ!!こんな悲しい監視者の日記見ると監視者を植えれない泣き監視者・・・今まですまんかった!いつも面白く見てます!コメント失礼しました。 (2020年5月19日 17時) (レス) id: f70674c364 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - とても好きです尊みがしゅごい…これからも楽しみに待っています! (2019年10月3日 0時) (レス) id: 23ad3e01ef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:からす ここあ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年10月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。