アズラーイールの序章 ページ2
ちゅうい!
・世界観が行方不明
・"写真家 ジョゼフ"ではなく"アズラーイール ジョゼフ"の話(伝われ)
・荘園に行く前の話(仮)多分。そもそもこの世界線に荘園があるかどうかも知らん。
・急速に話が動く。思いつかなかったんだ…
・オリ主ちゃん↓
星を見るために外に出る系の陽キャ
続くよ
___________
_____その季節最初の落ち葉を持って、
_____彼は空から舞い降りた。
__________
星空はいい、秋の星空は特に。
明るい星が見にくくなるからこそ静かな場所で見る意義がある。
少なくとも、私はそう思っている。
毎日毎日、少しずつ変わる星空にいつからか私は魅了されていた。
…彼と出会ったのも、秋の夜空の下だった。
いつも星を見に行く少し小高い丘のてっぺん。そこに倒れていたのだ。
星を散りばめたような服を着て、右手の人差し指に指輪をし、少し長い髪を編んで………その頭に二本の角が生えていた。
そしてその近くには地面に刺さったサーベルの様な剣…。
あ、これヤバいやつや。
そう思って逃げ出した。
_________
数日後、流石にもう大丈夫だろうといつもの丘で星を見ようとした。
見ようとしたんだ。
そこには数日前とは違い、丘に刺さっている剣を抱きしめるように座って目を閉じ、銅像の様に静止した彼がいた。
「…来たか」
私が近くによると目を開いて私の方を見た。
…不思議な事に、その目を見たら動けなくなってしまった。
それがどうしてなのかは分からない。その瞳に睨まれた気分になったのか、この世のものとは思えない色をしていたからか。……その目が今までに見た事ないほど純粋で、美しかったからなのか…。
少し怠そうに立ち上がり、彼は私の目の前に歩み寄り、その口を開いた。
「…はじめまして。」
『…………はじめまして…?』
少し小難しそうな顔をした彼は意を決した様な顔で私に問いかけた。
「……私の、星見……じゃない。鏡を知らないだろうか?」
『…鏡…?』
「なんか…こう…取手の先と鏡の裏の真ん中に緑色の丸い玉が付いていて……」
また小難しそうな顔に戻って身振り手振りを加えながら一生懸命彼は話した。
曰く、彼の大切な大切な鏡を落としてしまった、と。
ついでに落ち葉も落としてしまった、と。…よくわからんが。
そしてその2つを無くしたせいで実家に帰れないとかどうとか。あと剣も刺さったまま抜けなくなってしまったとかなんとか。
正直に言おう。
すっごい面倒くさそうなので今すぐ家に帰りたい。
ラッキーアイテム
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(会えたら)ラッキー衣装
「仮面紳士」
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結城@ハスター教信者(プロフ) - 初コメ?失礼します!監視者の話泣ける・・・うぉぉこれから監視者の事どう見ればいいんだ!!こんな悲しい監視者の日記見ると監視者を植えれない泣き監視者・・・今まですまんかった!いつも面白く見てます!コメント失礼しました。 (2020年5月19日 17時) (レス) id: f70674c364 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - とても好きです尊みがしゅごい…これからも楽しみに待っています! (2019年10月3日 0時) (レス) id: 23ad3e01ef (このIDを非表示/違反報告)
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