私の姉はお医者さんPart72 (ページ34)

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授業参観4 ページ34

由紀side

授業開始が近づくにつれて、
だんだんと教室の後ろに保護者の人たちが増えてきた。

○ ｢あっ、私のパパとママだっ。｣

② ｢えっ、かわよっ。ハンサムだしっ。｣

○ ｢でしょ〜。(笑)｣

② ｢ ○のことは褒めてねーよ。｣

○ ｢チッ､､､♪｣

① ｢そういうとこが可愛くねんじゃねぇの？｣

○ ｢・・・あのお母さんとお母さんが、①と②の？｣

①・② ｢そうそうそう。｣

② ｢親同士も仲いいんだよ。なっ？｣

① ｢仲良いって、幼なじみだろ俺ら。
それに、親同士も。ってなんだよ。｣

② ｢事実だろ。｣

玲｢あっ・・・あれ､､､ゆうちゃんせんせ・・・？(ｺｿ)｣

由｢えっ・・・(驚)｣

玲｢私のお母さんの隣・・・(ｺｿ)｣

由｢うそ・・・(驚)｣

机を班の形にしてるから隣に居る玲奈が、
コソッと言ってきたから視線を上げて見たら、
確かに玲奈のお母さんの隣にゆうちゃんが居た。

由｢なんで・・・(驚)｣

玲｢来てくれたんだね・・・良かったね｡｡｡(微笑み)｣

由｢来るなって言ったのに・・・(ﾎﾞｿ)｣

玲｢え､､､???｣

由｢なんでもない､､､(汗)｣

② ｢待て待て待て・・・めっちゃ可愛い人居る・・・(汗)｣

① ｢えっ、俺も思った・・・(汗)｣

② ｢どの人どの人､､､？待って、せーの、で・・・｣

① ｢せーのっ・・・｣

①・② ｢左の1番端。｣

② ｢だよなっ､､､！｣

① ｢美人ってより可愛すぎるだろ・・・(汗)｣

左の1番端って・・・ゆうちゃんじゃん｡｡｡(驚)
ゆうちゃんが教室に入ってきてから生徒がザワザワしてる。

③ ｢おいおいおいおいっ､､､やばいっ､､､｣

① ｢おいっ。なんで来るんだよっ。｣

③ ｢俺、タイプ・・・｣

② ｢え、左の端???｣

③ ｢やっばい､､､｣

② ｢俺らもその話で盛り上がってたんだよっ。｣

○ ｢男子だけでしょー。一緒にしないで。
もぅー、男子たちうるさ過ぎ〜。｣

玲｢だね・・・(苦笑)｣

○ ｢でも若いね。可愛いし。
あんまり見たことないけど､､､どの親御さんだろう。｣

──キーンコーン､､､カーンコーン､､､♪

先｢それでは5時間目の授業を始めます。
日直さん、挨拶をお願いします。｣

生徒1 ｢きりーつっ､､､｣

ゆうちゃんの登場､､､？でザワザワしてたクラスも、
チャイムと先生の一言で静かになった。