私の姉はお医者さんPart72 (ページ32)

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授業参観2 ページ32

由紀side

玲奈が私のことを話したからシラケちゃった｡｡｡
私の為に言ってくれたのに・・・ごめん。

④ ｢まっ、アレだろ。
親とか家族とかが菌に興味ねーんだろ。｣

② ｢今日来るかなー。来たらマジウケる。(笑)｣

△ ｢えー来ないっしょー。｣

□ ｢来たらびっくりだよね。
今まで来てないのに。(笑)｣

△ ｢マジそれ。爆笑。(笑)｣

③ ｢子どもがあんなキモイんだから、
きっと家族だってキモイだろ。人目に出てこれねーよ。｣

④ ｢そっち系か。(笑)｣

由｢っ・・・っ､､､きもく、なんか・・・ないし・・・｣

③ ｢うっわなんか聞こえた。寒っ。鳥肌っ。｣

④ ｢やべー。菌に喋られたから呪われんじゃね？(笑)｣

③ ｢キモイんだよっ。｣

由｢っ・・・｣

こっちに向かって大きく言い放ってきた③くん｡｡｡
口を大きく開いたからか、唾まで飛んできた。(汗)

② ｢親に来て貰えない家庭とか、
絶対ーに不憫だよなー・・・かわいそう。(笑)｣

○ ｢無関心ほど酷い親はないよねー。
その点私はっ、愛されてるから〜。(笑)｣

△ ｢私もっ。(笑)｣

○ ｢イベントに来てくれない家族とか分かんないよね〜♪
そんな家に育った子となんて絶対に渡り合えない〜。｣

△ ｢無理無理〜♪｣

② ｢菌のくせしてかわいそうーっ。｣

『かーわいそうっ！かーわいそうっ！かーわいそうっ♪』

由｢っ・・・(汗)｣

──キーンコーン､､､カーンコーン､､､♪

① ｢やべやべ､､､そろそろ来るんじゃね？｣

② ｢来る来るっ。うっひょー､､､可愛い人いるかな〜。(ﾆﾔ)｣

○ ｢それしか考えてないんだから。(笑)｣

チャイムに一斉に散らばってって、
何事も無いかのようにそれぞれの席についたみんな。
先生が入ってきても、普通にしている。

先｢今日は授業参観なので、班で作業して貰いますー。
最後にみんなで発表もしてもらうので、
そのつもりで張り切って授業してくださいー。｣

『はーいっ。』

先｢こんな事言ったらアレですけど・・・(笑)
先生としても親御さんたちに良いクラスを見せたいので､､､
積極的に、仲良く、良い雰囲気で、お願いします。(笑)｣

『はい！』

先生の一言でクラスが笑いに包まれた。
そんな見せかけの偽装教室を披露して面白いのかな､､､
私、クラスでこんな、なのに・・・