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放課後2 ページ6

玲奈side



由紀のことをあんな失礼な扱いするなんて、
心が痛くて胸が苦しくて黙っていられなかった、、、



珠 「 玲奈だってみんなと同じように由紀を無視したら、
玲奈だって同罪に当たるんだよ?分かってる?」



玲 「 うん、、、(汗)」



珠 「 そんなの卑怯だよ。」



玲 「 うん、、、(汗)」



珠 「 発端を作る奴が1番最低だけど、
それに乗る周りも同じくらい罪深いんだから。」



玲 「 そうだよね・・・
でもみんなそういうムードなの、、、(汗)」



珠 「 誰もおかしいと思ってないの?
誰も止めたりしないの?やめようってならなかったの?」



玲 「 歯向かえないよ・・・(汗)」



珠 「 たかが同級生の同調圧力が?」



あの空気感に入ってしまったら口出しなんて出来ない。
させない雰囲気をみんながみんなで作り出すから、
怖くて変な動きは取れそうもない。



玲 「 私が言えたらいいんだけど・・・(汗)」



珠 「 やめようよ。の一言でいいんだよ?」



玲 「 そんな簡単に言わないでよ、、、
珠理奈だってウチのクラスの一員になれば分かるよ。(汗)」



珠 「 そんな絆なんて絆じゃない。
そもそもさ、イジメられる人が弱いんじゃなくて、
イジめる人の方が弱いんだから。」



玲 「 反論したら・・・きっと私が仲間外れにされる。。。」



珠 「 それでもいいじゃん。そしたら私が助けるよ。
そこまでして声を上げないで玲奈は何を守りたいの?」



玲 「 ・・・」



珠 「 じゃあ玲奈は心地の悪い環境でも、
自分が安全地帯っぽいところに居れれば、
大事な親友が傷ついてても仕方がないってこと?」



玲 「 そうじゃないけど・・・(汗)」



由紀を救いたいなら行動で示さないといけない。
このままで良いだなんて1ミリも思ってない。



珠 「 そうやってイジメられて、
これまでにどれだけの人が犠牲になって来たと思ってるの?
その被害者の1人に由紀がなってもいいの?」



玲 「 よくない・・・」



珠 「 イジメてる側に着いてたら、
玲奈は攻撃されないかもしれないけど、
そしたら意思の無い玲奈だって1纏まりにされるんだよ?」



玲 「 このままじゃ、ダメだよね、、、」



珠 「 当たり前じゃん。」



玲 「 どうでもいい理由を付けられて、
勝手なことを言われて由紀が傷つくのなんか許せない。」



どうすれば由紀を救えるかな・・・
どうしたらみんなはこのイジメをやめてくれるかな・・・

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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月30日 18時

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