お昼のリビング3 ページ45
優子side
はるちゃんはソファに腰掛けてまったりしながら、
変わらずティッシュを抱えている。
陽 「 んー・・・ズズズ、、、ズズ・・・」
優 「 辛そうだね・・・お昼はお薬飲んだの?」
陽 「 ご飯の後にちゃんと飲んだよー・・・(汗)」
優 「 そっか、、、手強そうだね。。。」
陽 「 ん〜・・・」
優 「 あ、はるちゃん。」
陽 「 なにー???」
優 「 鼻うがいしてみる?」
陽 「 え、買ってきてくれるの〜?
買ってくるの忘れちゃってさー・・・」
優 「 いや、家にもなにも無いから、
お手製の鼻うがいになるけど、それでも良ければ。」
陽 「 え、作れるっけ?」
優 「 はるちゃんだって医者でしょ・・・(苦笑)」
陽 「 だって今、生食すらないよ???」
普段から生理食塩水が家にあるのは珍しいと思うよ。(苦笑)
無いから作るんじゃん・・・
優 「 作ってあげるから待ってて。」
陽 「 なんか手作りって怖ーい。」
優 「 怖いならやらなくていいけど、、、」
陽 「 まさかとは思うけど、
ただの水道水をジョウロに入れただけとかないよね?」
優 「 お望みなら、ちゃんと浸透圧を考えて、
生食から作るつもりだけど・・・」
陽 「 望まなくても当たり前にそうして〜。(汗)」
優 「 ちゃんと煮沸もさせるつもりだったから安心して。
勝手に疑って警戒してきたのははるちゃんでしょ。」
陽 「 だって手作りなんか初めてだもんー。。。(汗)」
優 「 まぁ、作ってくるからちょっと待ってて。」
一旦水を煮沸させてから、人肌になるくらいまで冷まして、
500mlのぬるま湯に4.5gの塩を加えて混ぜた。
これで簡易的ではあるけど0.9%のものが完成。
優 「 ・・・はい、お待たせ。」
陽 「 え、これでいいのー?」
優 「 ちゃんと、やりやすいように、
綺麗なドレッシングボトルに入れたから。」
陽 「 大丈夫かなー、、、(汗)」
優 「 せっかくだし、
お風呂に入りながらやってきたら?」
陽 「 その方がうがいしやすいよねー・・・
そうしようかなー・・・」
優 「 うん、お風呂に入っちゃえば、
怠くなってきても直ぐに休めるし。」
陽 「 じゃあ行ってくるー・・・」
優 「 行ってらっしゃい。
間違っても飲み込んだり口から出したりしないでね。」
陽 「 わかってるー。(汗)」
鼻うがいって使い方を間違えたりすると、
かえって逆効果で中耳炎になりかねない。
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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月30日 18時