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お昼のリビング2 ページ44

優子side



しきりに鼻がー鼻がーって言ってて、
ティッシュを手放せなさそうな様子のはるちゃん。



陽 「 はー休も〜・・・」



優 「 着替えて来たんだね・・・手洗いとうがいは?」



陽 「 したー。したけど、意味あるのかなぁ・・・」



優 「 明日こそはちゃんと診察してもらいなよ?」



陽 「 当直だし時間ないかも〜・・・ズズ、ズズズ、、、」



優 「 そうやって後回しにするから、
こうして悪化しちゃってるんじゃないの?」



陽 「 どうかなー・・・」



優 「 どうかなぁって・・・(苦笑)」



陽 「 ん〜・・・んー・・・ズズ、、、」



優 「 鼻の付け根あたり?違和感あるの?」



陽 「 重いんだよねぇ・・・ズズ、、、」



指で目と鼻の間辺りをさすったり、
マッサージしてるはるちゃん。
結構、鼻水が溜まってネバネバなのかな、、、(苦笑)



優 「 私で良ければ診察するけど・・・」



陽 「 あ、喉だけ診て欲しい〜。」



優 「 喉???」



陽 「 イガイガもしないし痛くもないけど、
荒れてたら風邪かなーって警戒出来るから。」



優 「 うん・・・はい、じゃあ大きく口開けて?」



陽 「 え、なにも準備しないの?(驚)」



優 「 大きく口を開けてくれさえすれば、
それなりにちゃんと見えるから。はい。」



陽 「 う、うん、、、ぁー・・・(汗)」



優 「 あー・・・」



陽 「 あぁー・・・(汗)」



優 「 ・・・うん、ありがとう。大丈夫そうだね。」



陽 「 良かったぁ、、、(ホッ)」



優 「 とはいえ、違和感があるなら、
少なからず蓄膿症だとは思うよ。。。」



陽 「 え、まさかぁ、、、(汗)」



優 「 ちゃんと診察してないし検査もしてないから、
定かなことはなにも言えないけどね。。。」



蓄膿症・・・副鼻腔炎とも言う。
この手の病原は耳鼻咽喉科のみなみの方が詳しいから、
ぜひそっちを頼った方がいいとオススメするけど。



陽 「 優子って便利屋みたい〜。」



優 「 褒められてる気が全くしないんだけど、、、(苦笑)」



陽 「 ある程度、どんな症例にも知識があって対応出来るし、
こうやって診察なら何でもしてくれるでしょー?」



優 「 このくらいなら何でも頼ってくれていいけど、、、
コンビニ感覚で利用されても良い気はしないよ。。。」



たまに、、、いや、そこそこ居るよね。
コンビニ感覚で病院の救命に来たり、
タクシー感覚で救急車を利用したり。

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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月30日 18時

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